食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06250080505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、「永久凍土から放出された水銀がスイスの食品安全に及ぼす影響」と題する報告書を公表
資料日付 2024年2月7日
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概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は2月7日、「永久凍土から放出された水銀がスイスの食品安全に及ぼす影響」と題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 気候変動によって永久凍土が融解し、これまで隔離されていた水銀が環境中に放出される。水銀は、生体内蓄積性神経毒であるメチル水銀になる能力を有している。ヒトは、汚染された食品の摂取を通してばく露され、これは健康への有害影響を伴う。地球温暖化という状況において、本報告書は、永久凍土から放出される水銀がスイスの食品の安全性に及ぼす影響について、議論の基盤を提供することをねらいとする。
 スイス国民の水銀ばく露を示す適切な魚類と、今後数年内に起こりうる状況の変化を特定するために、科学文献とデータベースで入手可能なデータをレビューした。スイスが、指標となる魚類の水銀モニタリングを行うことについて、現在の妥当性を評価するために、文献におけるギャップを特定した。さらに、文献レビューの結果を補完し、精緻化するために、上記の問題に関して数名の専門家に問い合わせた。
 その主な結果は、現状はまだスイス国民に脅威を与えていないことを示唆している。しかし、水銀は確かに永久凍土から放出されており、その将来の影響は現在のところ不確かなままである。二つの魚種が、永久凍土の融解によって放出される水銀の量のある程度の指標となる。すなわち、FAO海区18(※訳注: Arctic Ocean: 北極海)、21(※訳注: North West Atlantic Ocean: 北西大西洋)、27(※訳注: North East Atlantic Ocean: 北東大西洋)、67(※訳注: North East Pacific Ocean: 北東太平洋)からスイスに最も多く輸入されている魚類の一種であるタイセイヨウダラ(Gadus morhua)、及び北極圏の食物連鎖におけるその位置から選ばれた北極タラ(Boreogadus saida)である。
 結論として、魚類はスイスの食事の主要な構成要素ではないが、状況の不確実性から、上記二種の水銀汚染を監視することは価値があるだろう。スイスが独自に魚類に含まれる水銀の化学分析を行う必要はないが、北極圏のデータベース(Seafood Data)等を定期的に調べ、増加傾向の可能性を特定することが重要である。
 当該報告書(36ページ、英語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.blv.admin.ch/dam/blv/fr/dokumente/lebensmittel-und-ernaehrung/publikationen-forschung/impact-of-mercury-released-from-permafrost.pdf.download.pdf/Impact%20of%20mercury%20released%20from%20permafrost%20on%20food%20safety%20in%20Switzerland.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/lebensmittel-und-ernaehrung/lebensmittelsicherheit/frueherkennung-sicherheit-lebensmittel.html

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