食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06240550105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、食品・飼料用の遺伝子操作した植物、高塊茎形成ジャガイモについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF No. 189への回答書)を発出
資料日付 2024年1月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は2023年12月20日(修正版2024年1月29日)、食品・飼料用の遺伝子操作した(Genetically Engineered, GE)植物、塊茎高形成ジャガイモについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF(Biotechnology Notification File)No. 189への回答書)を発出した。概要は以下のとおり。
 2024年1月29日に発出された修正版は、2023年12月20日付回答書でスペルを誤記していたジャガイモ新品種の名称「JA36」を修正するものである。
 本公式文書(letter)は、ゲノム編集されたジャガイモであるJA36ジャガイモに関して、JR Simplot社(Simplot社)と、我々FDA(食品安全・応用栄養センター(CFSAN)及び動物用医薬品センター(CVM))との協議について述べるものである。Simplot社が提供した情報によると、JA36ジャガイモは、より多くの塊茎を形成するためにGn2遺伝子をノックアウトすることによって作出された。
 「Gn2」という遺伝子名は、Simplot社が機密情報として指定した遺伝子を指すためにSimplot社によって用いられており、当該遺伝子は、JA36ジャガイモにおいて、塊茎高形成表現型(植物体当たり、より多くの塊茎)を付与するように編集されている。
 本協議の一環として、Simplot社は、JA36ジャガイモの安全性評価及び栄養評価の概要をFDAに提出し、FDAは2022年1月18日に受け取った。Simplot社は追加情報を提出し、FDAは、2022年1月21日、3月4日、3月22日、及び2023年6月27日、9月8日に受け取った。当該書類により、本製品がFDAの管轄内にある法的要件及び規制要件を確実に満たすためにSimplot社が講じた措置についての情報がFDAに通知された。Simplot社は、自社で実施した安全性評価及び栄養評価に基づいて、JA36ジャガイモ由来の食品及び動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)が、組成、安全性、及びその他の関連因子において、現在市場にあるジャガイモ由来の食品及び動物用フードと実質的な違いはない、また、遺伝子操作されたJA36ジャガイモは、FDAによる市販前審査あるいは承認を必要とする問題を提起しないと結論したと、FDAは理解している。
 JA36ジャガイモに由来する食品及び動物用フードを販売する前に、米国環境保護庁(EPA)及び米国農務省(USDA)の許可を含む、全ての適切な許可を取得することはSimplot社の責任である。
 Simplot社がFDAに提出した情報に基づき、JA36ジャガイモ由来の食品あるいは動物用フードに関して、現時点で更なる質問はない。
 BNF 000189への回答書である本公式文書は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/176759/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/?set=NewPlantVarietyConsultations&id=JA36
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