食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06240290302 |
| タイトル | 米国農務省農業研究局(USDA-ARS)、USDAの科学者らが未加工の卵内の病原体を低減する技術を開発したことを公表 |
| 資料日付 | 2024年2月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国農務省農業研究局(USDA-ARS)は2月26日、USDAの科学者らが未加工(intact)の卵内の病原体を低減する技術を開発したことを公表した。概要は以下のとおり。 米国疾病管理予防センター(CDC)は、サルモネラ属菌により米国において毎年約135万人の感染者、26,500人の入院、420人の死亡が引き起こされていると推定している。生卵や卵製品は毎日の食事やスナックに含まれているにもかかわらず、実際のところ、それらはサルモネラ属菌を媒介し、食中毒や集団感染、場合によっては死に至る可能性がある。しかし、USDAの研究者らは最近、高周波(R.F.)技術によりこの細菌と戦う方法を発見した。 卵に含まれる食中毒病原菌に対する簡単な解決策は、全ての生卵を喫食前に低温殺菌することである。しかし、米国で低温殺菌されている市販卵は3 %未満である。未加工卵の従来の加熱殺菌は通常、サルモネラ属菌細胞を不活化するために卵を熱湯に57分以上浸すという長時間の処理である。ペンシルベニア州ウィンドムーアにあるUSDA-ARSの東部地域研究センターの研究者らは、短い処理時間で卵を低温殺菌し、サルモネラ属菌細胞を不活化する新しい熱による技術を使用した。 当該研究中、卵内の水分子は回転し、当該RF装置の電場と一致する。この分子摩擦により卵内の液体が急速に加熱され、その後24分以内にサルモネラ属菌が99.999%減少する。商業的なコールドチェーンの温度をシミュレートするために、R.F.処理した卵を冷蔵庫に移し、7℃で7日間保存した。 「当該システムによる処理後、無傷のサルモネラ属菌や亜致死状態(sub-lethal)のサルモネラ属菌細胞残存物は回収されず、またR.F.処理済み卵を小売店の冷蔵温度で保存した場合でも同細菌細胞の回復は見られなかった」とUSDA-ARS研究食品技術者のDaniela Bermudez-Aguirre氏は述べた。「当該処理を経ても、色やその他のパラメーター等の卵の品質も保持された。」 この技術は、食品に使用した場合、食品の品質に全く悪影響を及ぼすことなく、いくつかの利点があることを示している。また統計によると、2023年に米国人は総数931億個の卵を消費している。したがって、これは小規模農家や卵加工業者にとって将来有望な進歩であり、サルモネラ属菌を最小限に抑えながら食品として安全な卵を確保することができる。消費者にとっても、療養施設、病院、あるいは学校等の特別な市場で使用可能な卵の品質が保たれるため、この技術の恩恵を受けることになる。 ARSの研究者は、引き続き、この技術の性能を向上させ、近い将来に商業的に利用可能となることを期待している。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
| 情報源(報道) | 米国農務省(USDA) |
| URL | https://www.ars.usda.gov/news-events/news/research-news/2024/usda-scientists-develop-technology-to-reduce-pathogens-in-intact-eggs/ |
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