食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06230670468
タイトル メキシコ食品衛生安全品質管理局(SENASICA)、イダルゴ州における畜牛の大量死に関する調査の進捗を公表
資料日付 2024年2月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  メキシコ食品衛生安全品質管理局(SENASICA)は2月23日、イダルゴ州における畜牛の大量死に関する調査の進捗を公表した。概要は以下のとおり。
 イダルゴ州Tulancingoの渓谷地域における家畜の非定型的死亡例の報告を受けて、メキシコ農業・農村開発省(SADER)の職員は、疫学調査を行うために85頭の牛を抱える9つの農場がある同地域に向かった。
 SENASICAの技術者たちは、州及び地方自治体の当局と連携して、Acaxochitlan、Acatlan、Agua Blanca、Tulancingo、Metepecの各自治体を訪問し、ソーシャルネットワーク上で拡散されているような疑わしい牛の死亡に関する情報を収集した。
 SENASICA動物衛生総局(DGSA)の獣医学専門家らは、疫学調査の過程で、調査対象の農場において畜牛に鶏糞(肥育用鶏の排泄物)を多く含む(concentrado)飼料による給餌が行われていたことを確認した。
 調査を受けた生産者らは、57頭が死亡し、これらは死亡前に衰弱 (postracion)、唾液分泌過多(ptialismo)、生産量の減少を呈していたこと、及び鶏糞を除いた給餌を行ったところ死亡が止んだことから、この鶏糞を多く含む飼料が死亡の原因であったことが推定されると報告した。
 訪問された農場では2頭の牛が確認され、臨床検査及び剖検、並びに研究室で死因を特定するための検体採取が行われた。
 DGSAの米国・メキシコ口蹄疫及びその他外来動物疾病予防委員会(CPA)の獣医師らは、死骸を衛生的な方法で処分すること、すなわち農場の敷地内に石灰で埋めること、及び死骸を何かに使用したり摂取したりしないことを勧告した。
 訪問された生産施設では、鶏糞を含む飼料の検体が採取され、SENASICAの国立動物寄生虫学・分析技術リファレンスセンター(Cenapa)に送られた。
現在、有機塩素系・有機リン酸系・カルバミン酸系・ピレスロイド系の農薬、化学元素、亜硝酸塩、硝酸塩、尿素が含まれていないか、毒性学的分析が行われている。これらの化合物は、高濃度になる場合に、反すう動物や他の動物種に致命的な影響を及ぼす可能性があるためである。
 同様に、SENASICAの獣医師らは、CPA及びイダルゴ州家畜促進保護委員会の連携を通じて、より多くの症例を特定するために、同地域内での調査及び調査を補完するための情報収集を続け、研究室での検査結果と併せて死因を特定し、必要に応じて衛生上の措置を決定する。
 忘れてはならないのは、SENASICAのDGSAは家畜の給餌における鶏糞の使用を推奨していないということである。家畜用飼料への鶏糞の使用は、たとえその割合が低くても、それを摂取する動物に有害な要素を含む可能性があり、飼料の安全性及び品質を保証するものではないからである。
 今回の件を受けて、畜牛生産者を対象とした給餌、栄養、家畜生産におけるグッド・プラクティス、ワクチン接種スケジュール、駆虫、トレーサビリティに関する機関間での研修が実施される。
 SADERは国民に対し、保健省又はSENASICAによって認証された食品の摂取が望ましいと繰り返した。SENASICAは、メキシコ連邦政府による検査・認証を受けた施設(TIF認証施設)において実施される工程を恒久的に確認する責任を負う認定獣医師を擁しており、TIF認証施設の製品にはTIF認証マークが付されている。
(以下、略)
※訳注:以下、経緯。
・2012年8月29日付メキシコ農畜水産農村開発食料省(SAGARPA)公表では、牛の通常の食餌における鶏糞の使用許容割合は10~15%とされつつ、その使用は推奨しないとされた。
https://www.gob.mx/agricultura%7Chidalgo/es/articulos/la-pollinaza-no-es-un-producto-recomendable-para-el-ganado-de-leche
・2016年6月21日付メディア報道によれば、当時メキシコ国内では約2,000頭の牛及び羊が鶏糞を原因として死亡している。
https://www.liderempresarial.com/que-es-la-pollinaza-y-por-que-esta-acabando-con-las-reses-de-los-productores/
・2021年3月12日付SENASICA公表では、家きんの死骸、ボツリヌス菌等の細菌毒素、重金属、化学物質、抗生物質等の有害物質による汚染の可能性があることから、鶏糞は家畜用飼料には適していないと明らかにされている。
https://www.gob.mx/senasica/prensa/descarta-agricultura-presencia-de-enfermedades-exoticas-en-bovinos-y-ovinos-en-chiapas?idiom=es
地域 中南米
国・地方 メキシコ
情報源(公的機関) メキシコ食品衛生安全品質管理局(SENASICA)
情報源(報道) メキシコ食品衛生安全品質管理局(SENASICA)
URL https://www.gob.mx/senasica/prensa/investiga-agricultura-causas-de-muerte-de-bovinos-en-hidalgo-358631

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