食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06230160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えBacillus amyloliquefaciens AE-GT株由来食品用酵素グルタミナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年2月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月23日、非遺伝子組換えBacillus amyloliquefaciens AE-GT株由来食品用酵素グルタミナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(1月31日採択、PDF版12ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8618)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素グルタミナーゼ(L-グルタミンアミドヒドロラーゼ; EC 3.5.1.2)は、非遺伝子組換えBacillus amyloliquefaciens AE-GT株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。
 当該産生菌株は、安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしている。
 当該食品用酵素は、以下の食品製造工程5工程にて使用されることが意図されている。
 ・ 香料製剤製造用の乳製品加工工程
 ・ 卵及び卵製品加工工程
 ・ タンパク加水分解物製造用の肉製品・魚製品加工工程
 ・ タンパク加水分解物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程
 ・ 酵母及び酵母製品の加工工程
 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.462 mg TOS/kg体重と推定された。
 当該産生菌株のQPSステータス、及び、当該食品用酵素の製造工程に起因する懸念がないことを考慮し、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、毒性学的試験は不要と判断した。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。
 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8618
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