食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06220770149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ビタミンAに関する耐容上限摂取量(UL)の更新における準備作業を説明する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2024年2月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月9日、ビタミンAに関する耐容上限摂取量(UL)の更新における準備作業を説明する外部委託機関(※訳注)による科学的報告書(2023年6月20日承認、201ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2024.EN-8651)を公表した。概要は以下のとおり。
 本報告書は、ビタミンAに関するULの評価に関連するデータ収集と科学的エビデンスの評価を説明する。
 催奇形性に関する系統的レビュー(SR)において、370件の記録が特定され、スクリーニング後、記録は23件に絞られた(前向き研究3件、症例対照研究20件)。3,000 μg/日~15,000 μg/日の範囲における摂取を報告した研究は少なかった。結果にはかなりの不均質性がある。利用可能なエビデンス群(BoE)は、preformed vitamin A(レチノール(retinol)及びレチニルエステル類(retinyl esters))又は総ビタミンA(preformed vitamin A及びカロテン(carotene))に対する高いばく露にともない催奇形性のリスクが増加する全体的な傾向を示さない。
 肝毒性に関するSRにおいて、918件の記録が特定され、スクリーニング後、記録は4件に絞られた(無作為化比較試験)。これらの試験では、300 μg/日~41,250 μgレチノール当量(RE)/日の範囲のビタミンAの用量を調査した。ビタミンAの高いばく露にともない肝毒性のリスクが増加する明らかな全体的な傾向はなかった。利用可能なBoEは、用量反応関係を確立する科学的データが欠落していることを示している。
 骨折に関するSRにおいて、795件の記録が特定され、スクリーニング後、記録は11件に絞られた(前向き研究)。女性における股関節骨折に関するメタ分析が実施された。1,500 μg RE/日及び3,000 μg RE/日を超えるpreformed vitamin Aと総ビタミンAの摂取にともない骨折のリスクが増加するエビデンスは限定的/示唆的であった。しかしながら、利用可能なBoEは、高いビタミンAの摂取がヒトにおける骨折のリスクを高めると結論するためには不十分である。
 骨密度(BMD)に関するSRにおいて、795件の記録が特定され、スクリーニング後、記録は7件に絞られた(前向きコホート研究)。ビタミンAの供給源に関連してかなりの不確実性があった。高齢女性におけるサプリメントを含む食事からのpreformed vitamin Aの摂取の増加にともない、BMDが低下するエビデンスは限定的/示唆的であった(利用可能なデータは1件の試験に限られていた)。しかしながら、利用可能なBoEは、高いビタミンAがヒトにおけるBMDに影響すると結論するためには不十分である。
(※訳注)外部委託機関: University of Oslo、Karolinska Institute、University of Helsinki、University of Iceland、University of Copenhagen
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8651

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