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資料管理ID syu06220470545
タイトル 英国健康安全保障庁(UKHSA)、イングランド及びウェールズで報告されたリステリア症の年次データ(2022)を公表
資料日付 2024年2月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康安全保障庁(UKHSA)は2月5日、イングランド及びウェールズで報告されたリステリア症の年次データ(2022)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 主なポイント
 本報告書は、2022年にイングランド及びウェールズのリステリア症確定症例数、人口統計及び臨床転帰をまとめたものである。主なポイントは以下のとおり。
・2022年、イングランド及びウェールズで167例のリステリア症が報告され、これは過去5年間の中央値と比較して6.4%の増加であった。
・リステリア症の罹患率は80歳以上の年齢グループで最も高かった。
・全体として、リステリア症の罹患率は女性より男性の方が高かったが、例外として、20~29歳、30~39歳及び70~79歳の年齢グループは女性の罹患率が高かった。
・妊娠に関連した感染は全報告症例の14.4%を占め、妊娠に関連した症例(判明している場合)の28.6%が死産又は流産に至った。
・リステリア症の妊娠非関連症例のうち、死亡が報告されたのは33例(23.1%)であり、そのうち18例(55%、妊娠非関連症例全体の12.6%)は、死亡診断書にリステリア症が死因として記録されていたことが判明した。
・妊娠非関連症例における死亡率は、COVID-19パンデミック前の数年(2015~2019年)と比較して低く、症例致死率の中央値39.2%に対して23.1%であった。
・リステリア症の罹患率は地域により異なり、最も罹患率が低かったのはウェストミッドランズ(人口10万人当たり0.17例)、最も高かったのはロンドン(人口10万人当たり0.43例)であった。
・2022年にイングランド及びウェールズで調査されたリステリア症集団発生事例は4件で、その中には燻製魚に関連した全国的な集団感染事例も含まれている。
2. 背景(抜粋)
 他の食品媒介病原体と比較すると、ヒトの感染は比較的まれで、2021年には27の欧州連合(EU)加盟国全体で2,183例のリステリア症確定症例(人口10万人当たり0.49例)が報告され、イングランド及びウェールズでは毎年160例(中央値)が報告されている(2013年から2022年)。多くの症例は無症状又は自己治癒する軽度の胃腸炎であり、所定の糞便診断検査では検出されない。しかし、この感染症は、高齢者、免疫不全者又は慢性疾患のある患者では、菌血症、髄膜脳炎、重症敗血症を引き起こすことがある。妊娠中の垂直感染・周産期感染では、流産、新生児髄膜脳炎、敗血症を引き起こす可能性がある。リステリア症は感染症の重症度と高い症例致死率から、公衆衛生上の重要な問題である。
3. 方法(省略)
4. リステリア症に関するナショナルサーベイランスデータ(省略)
5. 結論(抜粋)
 イングランド及びウェールズでは、リステリア症はまだ稀にしか報告されない疾病である(人口10万人当たり0.28例)。妊娠中のリステリア症の転帰は依然として重篤で、28.6%が流産又は死産に至っている。非妊娠症例における死亡率は、COVID-19パンデミック以前の数年間(2015年から2019年)と比較して低く、症例致死率は中央値39.2%に対して23.1%であった。
 2022年に調査された4件の全国的な集団感染事例は、2件がリステリア症の高リスク食品に遡及され、全ゲノムシークエンス解析(WGS)データを用いた菌株の関連性解析により、汚染食品と症例との関連が裏付けられた。
 イングランド及びウェールズにおける2022年のリステリア症症例数は、COVID-19パンデミック前の5年間と同等のレベルまで戻った。2020年と2021年の症例報告が減少した理由は不明であるが、パンデミック前の5年間(2015年から2019年)から算出した5年間の中央値と比較した場合、COVID-19パンデミックの影響及びそれによるリステリア症症例の確認と罹患率への影響が、これらの年に報告された症例の変化に寄与した可能性がある。
6. データソース(省略)
7. 謝辞(省略)
8. 参考文献(省略)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康安全保障庁(UKHSA)
情報源(報道) 英国健康安全保障庁(UKHSA)
URL https://www.gov.uk/government/publications/listeria-monocytogenes-surveillance-reports/listeriosis-in-england-and-wales-summary-for-2022

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