食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06220270149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2019年~2021年のモニタリングサイクルに基づく、食事の累積リスク評価における農薬と標的臓器系の優先順位付けに関する科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2024年2月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月8日、2019年~2021年のモニタリングサイクルに基づく、食事の累積リスク評価における農薬と標的臓器系の優先順位付けに関する科学的報告書(2024年2月8日)を公表した。概要は以下のとおり 本報告書は、残留農薬に対する累積リスク評価の実施を加速することを目的にして、以下の2点を特定することを可能にする、個々の農薬と標的の臓器系に関する2段階の優先順位付け分析を説明する。 (1)累積リスクにわずかに寄与することが予測される優先順位の低い物質 (2)将来の累積リスク評価において対応する必要がある優先順位の高い臓器系 その分析は、30の集団グループにおいて実施され、3つの年齢層と欧州連合(EU)のうち17か国を対象にした2019年~2021年のモニタリングサイクルにおいて調査された350種類の物質と36種類の植物由来の未加工の主要な作物を網羅した。 慢性及び急性影響に関する確率論的ばく露計算は、存在と摂取データに関して変動性と不確実性をモデリングした2次元の手順(two-dimensional procedure)により実施された。第1段階において、採用された優先順位付け法は物質数を約80 %削減した。次に、これらの物質は、共通の臓器系に対し毒性学的影響を引き起こす能力に基づきグループ化され、第2段階として、確率論的複合ばく露計算が16種類の標的臓器系に関して実施された。 この段階は、さらに評価が必要な臓器系の特定を可能にし、当初のそれらの数を約70 %低減した。優先順位付けされる必要がある臓器系は、生殖と発達毒性、肝臓、腎臓、男性生殖器系、及び造血系と血液学である。モデリング手順と方法論的過程に由来する不確実性の要因は議論され、それらの影響は定性的に評価された。全体として、様々な臓器系に関するリスク評価は、過小評価されるよりも過大評価されやすいと結論された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8554 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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