食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06220040464
タイトル オーストリア保健食品安全局(AGES)、重点活動「飲料水中のパーフルオロアルキル化合物のモニタリング調査」の最終報告書を公表 (前半1/2)
資料日付 2024年2月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストリア保健食品安全局(AGES)は2月5日、重点活動「飲料水中のパーフルオロアルキル化合物のモニタリング調査」の最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 重点活動の目的は、オーストリア全土の飲料水がパーフルオロアルキル化合物(PFAS)で汚染されている可能性を調査することであった。
 オーストリア全土から収集された315検体が検査された。
 いずれの検体においても疑義は呈されなかった。
 背景情報
 PFASは、EU飲料水指令(改訂版)に記載されており、オーストリア飲料水条例の改正により、移行期間を経て、国内レベルでも新たなパラメータ(PFAS合計) (※訳注 EU飲料水指令 附属書ⅢパートB(3)にリストされた20種類のPFASの濃度の合計)として規制される予定である。
 検体数と評価基準
 315検体が、連邦各州の食品監督当局により採取された。
 評価には以下の法的根拠が用いられた。
 ・食品安全および消費者保護法(BGB I No.13/2006(改正版))
 ・飲料水条例(BGB II No.304/2001(改正版))
 ・オーストリア食品基準IV、B1章(飲料水)
 ・連邦保健省ガイドライン「飲料水における規制対象外の外来物質の取り扱い(Umgang mit nicht geregelten Fremdstoffen im Trinkwasser)」(参照番号BMG-75210/0023Ⅱ/B/13/2014(2014年7月14日付発行))
 ・人による消費が意図された水の品質に関する欧州議会および理事会指令(EU)2020/2184(改訂版) (2020年12月16日付発行) (略称:EU飲料水指令)
 重点活動の一環として調査されたPFASは、飲料水条例にはまだ記載されていないため、指標値やパラメータ値は利用できない。
 EU飲料水指令に基づき、PFASについて以下の最大濃度が設定されている。
 「全PFAS」:パラメータ値 = 0.50 μg/L (「全PFAS」とは、すべてのPFASの濃度の合計を表す。この値は、第13条第7項に従い、PFAS濃度を監視するための技術的指針が策定された場合にのみ適用される。)
 ・「PFAS合計」:パラメータ値 = 0.10 μg/L (「PFAS合計」とは、EU飲料水指令 附属書ⅢパートB(3)にリストされ、本重点活動で分析された、人による消費が意図された水に対して懸念があると考えられる20種類のPFASの濃度の合計を表す。)
 PFAS合計0.10 μg/Lは、本重点活動における評価基準値として使用された。
 結果
 全体として疑義が呈された割合は、0%であった。
 全検体それぞれについて20種類のPFASが分析された(EU飲料水指令に基づく範囲)。
 合計102検体(32%に相当)において、定量限界を超える濃度のPFASが検出された。
 この重点活動では、1検体においてEU飲料水指令で規定された最大濃度を超える値が検出された。その測定濃度0.43 μg/Lは、規定された0.10 μg/L(PFAS合計)の約4倍であった。
 全検体を対象とした「PFAS合計」の分布は、添付の図(図1(略))に示されている。図1(略)に示されているように、陽性率(すなわち、全検体数に対する定量限界以上の濃度の検体数の割合)は32%であった。検体の25%は、0.010 μg/L以下の濃度であった。検体の7%で、「PFAS合計」は0.0101~0.100 μg/Lであり、0.100 μg/Lを超える濃度であった検体は、全検体の1%未満(1検体または全検体の0.3%)であり、当該検体における濃度は0.43 μg/Lであった。
 連邦各州の「PFAS合計」の分布は、図2(略)に示されている。
 今回の重点活動の結果から、20種類のPFASを分類すると(図3(略))、パーフルオロカルボン酸の中ではパーフルオロブタン酸が定量限界以上の濃度で検出される頻度が最も高く(67検体)、次いで、長鎖カルボン酸のパーフルオロオクタン酸(38検体)、パーフルオロヘキサン酸とパーフルオロペンタン酸(それぞれ、36検体と29検体)であった。パーフルオロヘプタン酸は、定量限界以上の濃度が5番目に多かった(10検体)。パーフルオロウンデカン酸とパーフルオロドデカン酸は、それぞれ1検体でのみ陽性と判定された。パーフルオロノナン酸、パーフルオロデカン酸、パーフルオロトリデカン酸は、いずれの検体からも定量限界を超えて検出されなかった。
 パーフルオロスルホン酸の中では、パーフルオロオクタンスルホン酸が最も頻度高く陽性と判定され(53検体)、次いでパーフルオロブタンスルホン酸が52検体、パーフルオロヘキサンスルホン酸が23検体であり、それぞれの定量限界を超えていた。
 パーフルオロデカンスルホン酸は2検体、パーフルオロペンタンスルホン酸は1検体で陽性と判定された。残りのパーフルオロスルホン酸は、それぞれの定量限界を超えて検出されなかった。
 個々のPFASの分布(BG(定量限界)未満の検体数 vs BG以上の検体数)は、図3(略)に示されている。パーフルオロブタン酸、パーフルオロオクタンスルホン酸、パーフルオロブタンスルホン酸は、陽性と判定される頻度が最も高い3物質であった(全検体の17~21%)。
 個々のPFASごとに測定された最高濃度と、個々のPFASごとの陰性と陽性の割合(%)は表2(略)にまとめられている。
 以前のモニタリング調査(A-009-21およびA-750-22)と今回のPFASのモニタリング調査A-751-23の結果の比較は、表3(略)にまとめられている。
 (以下略)

(後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06220041464)
地域 欧州
国・地方 オーストリア
情報源(公的機関) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
情報源(報道) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
URL https://www.ages.at/mensch/schwerpunkte/schwerpunktaktionen/detail/perf/Luorierte-alky/Lsubstanzen-in-trinkwasser-monitoring

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