食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06210840149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、外部委託機関によるENCOMRANの最終報告書を公表
資料日付 2024年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、外部委託機関によるENCOMRAN(Enhanced COMmunication in Risk Analysis)の最終報告書(2024年1月24日承認、154ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024.EN-8588)を公表した。概要は以下のとおり。
 リスク分析は、リスク評価、リスク管理及びリスクコミュニケーションからなる構造化されたアプローチであり、リスクコミュニケーションには、リスク評価者とリスク管理者の間のコミュニケーションが含まれる。この数十年の間に、「リスク評価とリスク管理の厳密な分離」から、対話がリスク分析過程の不可欠な部分であるモデルへとパラダイムシフトがあった。しかしながら、REFITプログラム(Regulatory Fitness and Performance Programme)(※訳注1)の評価が結論したように、依然としてより緊密な協力と連携が必要である。
 ENCOMRANプロジェクトの目的は以下の2点である。
①リスク管理者とリスク評価者が認知しているとおりに、欧州連合(EU)加盟諸国のレベルにおける食品と飼料のリスク分析の内部における相互交流を把握し説明すること
②コミュニケーションを支援する文書において学んだ教訓を要約すること、及び、コミュニケーションにおける重要なステップと特定された障害を克服するための手順を正確に示すこと
 欧州諸国において、リスク評価者(55名)、リスク管理者(31名)及び評価と管理両方を行う担当者(9名)にインターネットを使用した調査が実施された。この結果は、リスク評価者とリスク管理者との間で、よりオープンで、頻繁で、形式張らず、フィードバックが豊富で、信頼関係を構築するコミュニケーションを求める最近の要望を裏付けるものであった。相互交流に対する障壁、特に科学的な過程の独立性の規定がどのように解釈されているかを考慮することが重要である。時間の管理も、特に長期にわたる評価において重要な要素である。
 この調査の結果は、他より優れている何か1つの組織モデルを特定しなかった。むしろ、調査の結果は、リスク分析の様々な段階におけるコミュニケーションの適切なレベルに関して、さらに重要なことは、リスク評価の独立性と透明性を保証するために必要な道筋に関して、包括的なガイダンスを提供することが重要であると示した。
 この調査の結果は、以前に行われたCOMRISKプロジェクト(※訳注2)におけるインタビューと文献データとともに、ガイダンス文書の裏付け資料として使用された。全体として、リスク管理者のニーズと可能性のある成果物に関する誤解を避けるために、評価に関する質問を作成する際のより緊密なコミュニケーション及びミーティングの完全な記録を推奨する。
 外部委託機関: National Veterinary Institute (SVA).
(※訳注1) REFITプログラム(Regulatory Fitness and Performance Programme)の詳細は以下のURLから閲覧可能。
https://commission.europa.eu/law/law-making-process/evaluating-and-improving-existing-laws/refit-making-eu-law-simpler-less-costly-and-future-proof_en
(※訳注2) COMRISKプロジェクト: ENCOMRANプロジェクトに先駆けて実施された。リスク分析過程におけるリスク評価者とリスク管理者との間のコミュニケーションにおける慣行と課題を特定する目的で立ち上げられたEFSA支援によるプロジェクト。詳細は以下のURLから閲覧可能。
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1891
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8588

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