食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06210700149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、第三国由来伝統的食品としてのVigna subterranea (L.) Verdc.の乾燥種子及びその粉末の通知に関する技術報告書を公表
資料日付 2024年1月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月29日、規則(EU) 2015/2283第14条に準拠する第三国由来伝統的食品としてのVigna subterranea (L.) Verdc.の乾燥種子及びその粉末の通知に関する技術報告書を公表した(1月10日承認、PDF版21ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/sp.efsa.2024.EN-8571)。概要は以下のとおり。
 規則(EU) 2015/2283第14条に従い、第三国由来伝統食品としてVigna subterranean (L.) Verdc.の乾燥種子及びその粉末を市場投入するための通知が、WhatIF F&I Pte Ltd(シンガポール)から欧州委員会に提出された。同規則第15条(2)に即し、EFSAは、欧州連合(EU)域内における当該伝統食品の市場投入に対し、正当な根拠に基づく安全性上の異議を提起するか否か、回答を求められた。
 当該第三国由来伝統食品は、Vigna subterranea (L.) Verdc.(マメ科)の乾燥種子全体、及び、加熱調理・製粉加工により得られる粉末から構成される。申請者によると、アフリカにおいて25年以上に渡り摂取されてきた。乾燥種子及びその粉末として、EU域内における市場投入が提案されている。
 Plants of the World Onlineによると、Vigna subterranea (L.) Verdc.は学名として認められている。慣用名はバンバラ落花生(bambara groundnut)である。
 バンバラ落花生は、アフリカ原産の葉状、一年性、匍匐性のマメ科植物である。乾燥した砂地等の生産性の乏しい土壌に自生し、高温及び干ばつに抵抗性を示し、種子生産を主たる目的として熱帯アフリカ全域で栽培されている。アフリカに比べると小規模になるが、アメリカ大陸、アジア、オーストラリアの熱帯地域でも生産されている。種子はさやの中で成長し、成熟すると様々な色彩を帯びることもあり、球状となり、径8 - 15 mmの大きさになる。
 EFSAは、当該伝統食品の成分組成及び使用歴に関する入手可能なデータから、安全性上の懸念は提起されないと判断する。入手可能なデータを考慮し、EFSAは当該伝統食品(Vigna subterranean (L.) Verdc.の乾燥種子及びその粉末)のEU域内における市場投入に対し、安全性上の異議を提起しない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8491
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