食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06210230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬噴霧技術を考慮した3-D果樹への植物保護製剤ばく露モデルに関する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2024年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州南部(SEU)における農薬噴霧技術を考慮した3-D果樹への植物保護製剤(PPP)ばく露モデルに関する外部委託機関(※訳注1)による科学的報告書(2024年1月10日承認、146ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024.EN-8565)を公表した。概要は以下のとおり。
 3-D果樹としても知られているかんきつ類、オリーブ、あんず、桃及びナッツ類等の果樹は、欧州南部(SEU)の代表的な作物であり、欧州中部及び北部においてこれらの作物より代表的な3-D果樹であるりんごや梨と比較して、異なる植物の特徴(樹木の大きさ、樹形、葉の密度等)、独特のトレーニングシステム (training systems)(※訳注2)、及びうね幅や樹木の間隔がある。さらに、PPPの施用技術や準備も異なる。それに加えて、欧州北部と南部の間の気候条件は非常に異なる。この結果、欧州北部の代表的な農業-気候条件に対して開発されたモデルが使用されている、農薬のリスク評価に現在適用されているシナリオとは非常に異なるPPPへのばく露シナリオになっている可能性がある。農薬の登録、農薬施用機械や作物のトレーニングシステムに関連したこのプロジェクトのテーマの学際性と特異性は、関連分野における適切な専門知識を持ったコンソーシアムにより対応された。
 本プロジェクトは、SEUにおいて存在する3-D作物を取り扱い、欧州における3-D作物の分布を特徴付け、農家、農薬使用監視ステーション及び農薬メーカーに対して本プロジェクト用に行った調査により、機械の使用、作物のトレーニングシステム及び農薬施用管理に関する情報を収集した。公開文献の中で、SEUの農業-気候条件における3-D果樹向けに特に行われたドリフトとばく露モデルに関する研究が利用できるかを確認するために文献検索も実施された。このプロジェクトに関するいくつかの研究の評価から、現在使用されている数値と、「最悪の場合のシナリオ」を扱うSEUの3-D果樹への使用において測定された数値との間に不整合が特定された。リスク評価工程に大きく影響する可能性がある、この文献検索で提起されたその他の重要なポイントは、ドリフトの堆積だけでなく、空中の噴霧ドリフトの測定の重要性である。いくつかの研究では、風下の等距離地点におけるサンプル収集に関して、地面で測定された数値に比べて空中のドリフトの数値が高いことが報告されている。全体として本プロジェクトの結果は、さらなる研究が必要なばく露評価に関する主要なデータギャップ及び調整が必要な領域を特定し、3-D果樹園におけるPPPのリスク評価をより適切に対処するための貴重な情報を提供する。
(※訳注1)外部委託機関: Universita degli Studi di Milano (UMIL), Department of Biomedical and Clinical Sciences, Italy ? Universita degli Studi di Torino (UNITO), Italy -Agroengineering Center of Valencian Institute of Agricultural Research (IVIA) Spain ? Hellenic Agricultural Organization ”DIMITRA” / Institute of Soil & Water Resources / Dept. of Agricultural Engineering (ELGO_DIMITRA), Greece.
(※訳注2)トレーニングシステム(training systems)については以下のURLから閲覧可能
TRAINING SYSTEMS FOR THE NEW APPLE ORCHARD
MINISTRY OF AGRICULTURE
FOOD & RURAL AFFAIRS
https://www.omafra.gov.on.ca/neworchard/english/apples/7system.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8565

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