食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06210080464
タイトル オーストリア保健食品案全局(AGES)、アルプスの放牧地で提供される生肉製品における微生物と多環芳香族炭化水素(PAH)に関する重点活動の最終報告書を公表
資料日付 2024年1月17日
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分類2 -
概要(記事)  オーストリア保健食品案全局(AGES)は1月17日、アルプスの放牧地で提供される生肉製品(Rohpokelwaren (※訳注))における微生物と多環芳香族炭化水素(PAH)に関する重点活動の最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 当該重点活動の目的は、アルプスの放牧地で提供され、そこで(あるいはその地域で)生産される可能性のある生肉製品の衛生状態およびPAHの最大レベルを検査することであった。
 オーストリア全土から収集された46検体が検査され、4検体に疑義が呈された。
 ・3検体はPAHの最大基準値を超過した。
 ・1検体に衛生上の欠陥が認められた。
 背景情報
 ベンゾ[a]ピレンなどのPAHは、有機物(木材、石炭、ガソリン、石油、タバコ、廃棄物)の不完全燃焼過程や、食品を焼く、炒める、燻す、乾燥させる際に発生する発がん性物質である。PAHについては、EU全域で統一された最大基準値が適用される。
 検体数と評価の根拠
 連邦各州の食品監督当局により収集された合計46検体が検査された。
 評価には以下の法的根拠が用いられた。
 ・食品中の特定の汚染物質の最大基準値および規則(EC)No.1881/2006の廃止に関する規則(EU)No.2023/915
 ・食品の微生物学的基準に関する規則(EC)No.2073/2005
 検査結果
 疑義を呈した検体は、全体の8.7%であった。
 3検体が「安全ではない~健康に有害」と評価されたが、その理由は検査されたPAHによるものであった。この値は、同じ製品グループの他の供給源からの値と統計的に同等である。
 衛生評価では、ベーコンにカビが生えていたという理由で、1検体のみが「安全でない~食用/使用目的に適さない」と判定された。衛生警告は一度のみ出された。
(※訳注) 豚肉や牛肉を塩漬け、塩水漬け、冷燻等の後で、種類に応じて乾燥させた製品
地域 欧州
国・地方 オーストリア
情報源(公的機関) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
情報源(報道) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
URL https://www.ages.at/mensch/schwerpunkte/schwerpunktaktionen/detail/mikrobiologie-und-pak-in-rohpoekelwaren-die-auf-almen-angeboten-werden
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