食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06200750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、化合物のリスク評価に用いるニューアプローチ方法論(NAMs)を使用して得られたデータの抽出及び統合に用いる人工知能(AI)の使用の調査に関する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2024年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月17日、化合物のリスク評価に用いるニューアプローチ方法論(NAMs)を使用して得られたデータの抽出及び統合に用いる人工知能(AI)の使用の調査に関する外部委託機関による科学的報告書(2024年1月10日承認、400ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024.EN-8567)を公表した。概要は以下のとおり。
 将来のリスク評価は、NAMsを使用して作成された膨大な文献の考察をおろそかにできない。しかしながら、この文脈における利用可能なデータは膨大であり、かつ適用された手法及び結果の標準化と質の両者ともに不均質であるため、この作業はリスク評価者にとって困難な課題である。このため、NAMsから作成された結果の統合は、特に「有害転帰経路(AOP)のような」知識のネットワークにおける、それらの結果の検索、抽出、及び統合に対しては、リスク評価のワークフローのある程度の自動化があって初めて実行可能である。現代のテクノロジーの中で、最新の手法及びツールを備えたAIは、手作業の自動化を支援する最も有望な資源の1つである。
 本科学的報告書は、この目的を達成するためにAIの使用の可能性を調査した結果を説明する。これらのツールや手法を定量的に評価する枠組みを紹介した後、専用のワークフローにおいて、選定されたこれらのツールでサポートされた6件のケーススタディの実施結果が提示される。最新のツール及び手法の定性的な調査が次に提示され、これにはケーススタディの実施の間に得られた経験も統合されている。最後に、ケーススタディの実施を通じて特定された主要なポイントに対応する勧告が説明されるが、著者らの意見では、これらのポイントは、EFSAのSPIDO(the Science Studies and Project Identification & Development Office)のNAMs及びAIロードマップの文脈においてEFSAにより研究される必要がある。
 要約すると、AIツールのサポートの可能性は、ワークフローを通じて特定することが可能である。多くの作業は(セミ)オートメーションによりサポートされるが、経験によれば、全てのワークフローの段階においてテーマの専門家が関与する必要がある。
 外部委託機関: Bundesinstitut fur Risikobewertung, d-fine GmbH 及びWageningen University
and Researchの三者によるコンソーシアム
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8567
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