食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06200720314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、科学雑誌「BfR2GO:2/2023」で、特別な乳児用調整乳とアレルギーに関する情報を公表 |
| 資料日付 | 2023年12月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2023年12月15日、科学雑誌「BfR2GO:2/2023」で、特別な乳児用調整乳とアレルギーに関する情報を公表した。概要は以下のとおり。 乳児にとって自然かつ最も健康的な栄養は母乳である。母乳で育っていない、あるいは完全には母乳で育っていない子供のために、工業的に生産された様々な種類の調整乳がある。そのなかに「HA」(訳注:Hypoallergene Babynahrung (HA-Nahrung))と表示された商品がある。これらの製品は、タンパク質源として部分的に加水分解されたタンパク質、つまり、特別な工程を経て細かく分解されたタンパク質を含んでいる。生産者によっては、そのような製品は特に適合性が高く、予防目的でアレルギーリスクの高い乳児に適していると宣伝している。しかし、数年前からこのような製品に実際そのような利点があるのか、議論されている。連邦リスク評価研究所(BfR)がこれらの問題を調査した。 対応する遺伝的素因を持つ乳幼児、すなわち両親又は直系の兄弟姉妹がアレルギーの影響を受けている場合、アレルギー性疾患のリスクが高まることが知られている。親が子供たちにこのような事態を避けてやりたいと思うのはもっともである。 (議論の余地のある研究) アレルギーのリスクが高く、母乳で育っていない、あるいは完全には母乳で育っていない乳児の場合、補完食が導入されるまでは、部分的に加水分解した乳児用調製乳を使用することが推奨されてきた。この推奨は 、アレルギーのリスクが生後数か月の間に、少量の無傷の、つまり分解されていない牛乳タンパク質を摂取するだけで減少するという仮定に基づいていた。 ドイツでは、この推奨は主に、いわゆるGINI研究(German Infant Nutritional Intervention Study)に基づいている。この研究では、出生時期が1995年から1998年の間の乳児を対象に、様々な加水分解乳児用調整乳のアレルギー予防効果が調査された。この調査で、アトピー性皮膚炎に対する食品の予防効果が報告された。しかし、BfRは、この研究には方法論的な弱点があり、結果の信頼性を制限していると捉えている。しかし、この研究で調査された製品は当時の成分では今日入手できない。 乳児用調製乳の利点は、国際的にも議論が高まっている。研究構成や製品特性の違い、例えば、製造工程の違いによるタンパク加水分解物の種類の違いによって、評価を複雑にしている。現在市販されている製品が、栄養学的見地から乳児に適していることは明らかであるが、アレルギー予防に対するその有益性には疑問が残る。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/cm/350/bfr-2-go-ausgabe-2-2023.pdf |
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