食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06200470301
タイトル 論文紹介:「2021年に欧州で発生した輸入メロンに関連したSalmonella Braenderup集団感染の解決における複数国の連携」
資料日付 2024年1月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance(2024, 29(1):pii=2300273、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2024.29.1.2300273)に掲載された論文「2021年に欧州で発生した輸入メロンに関連したSalmonella Braenderup集団感染の解決における複数国の連携(Multinational collaboration in solving a European Salmonella Braenderup outbreak linked to imported melons, 2021)、著者HL Moore (UK Field Epidemiology Training Program (UK FETP), UK Health Security Agency, 英国)ら」の概要は以下のとおり。
 胃腸疾患症状の原因となるSalmonella enterica subsp. entericaの血清型の一つであるSalmonella Braenderup ST22の遺伝的クラスターが、2021年5月3日にデンマーク当局から欧州疾病予防管理センター(ECDC)に通知された。2021年7月6日までに、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)及び英国(UK)の12か国からS. Braenderup集団感染症例(n=348)が報告され、うち68例が入院した。患者が発生したEU/EEA各国からの支援、及び欧州食品安全機関(EFSA)との協力のもと、ECDCは発生源を迅速に特定し、集団感染の拡大を防ぐための国際的な集団感染調査チームを設置した。消費情報は標準的なラインリスト様式を通じて感染発生国と共有され、その結果、197例中124例(63%)が発症前7日以内に(何らかの)メロンを喫食したと報告したことが判明した。2021年6月に集団感染の原因がホンジュラスから輸入されたガリアメロンであることを特定した、当該調査の迅速性と完全性は、各国の食品安全及び公衆衛生当局間の広範な協力と情報共有の直接的な成果であった。本報告では、当該集団感染について、また今後欧州で発生する大規模な集団食中毒で考慮すべき複数国間の連携の利点、成功及び課題について記載する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance(2024, 29(1):pii=2300273)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2024.29.1.2300273
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