食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06190470297
タイトル 国際獣疫事務局(WOAH)、米国で2023年5月15日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関するフォローアップ情報2(最終報告)を公表
資料日付 2023年12月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(WOAH)は12月21日、米国で2023年5月15日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関するフォローアップ情報2(最終報告)を公表した。概要は以下のとおり。
I. 一般情報
1. 国/地域区分:国、2. 発見日:2023年5月15日、3. 事案確認日:2023年5月18日、4. 原因病原体:BSEプリオン(非定型L型)、5. 疾病分類:リスト記載疾病、6. 前回の発生日:2018年8月28日、7. 届出理由:根絶された疾病の再発生、8. 状態:解決済み、9. 終了日:2023年10月10日
II. 疫学
1. 当該事案の原因又は感染源:不明又は不確定、自然発生的突然変異
2. 疫学的コメント(抜粋):
 リスクのある全ての畜牛及び当該初発例に関連のある畜牛の疫学調査は終了した。当該事案の概要は以下のとおり:広範な遡及活動が行われ、BSEのさらなる症例は確認されなかった。当該初発例である9歳の肉用雌牛(beef type cow)は2023年6月7日にライナー(遮水シート等)を敷設した埋立地(lined landfill)に処分された。特定された個体は食料供給経路に入ることはなく、ヒトの健康にリスクをもたらすことは決してなかった。特定危険部位(SRM)の除去及び反すう動物への反すう動物由来飼料の給餌禁止(ruminant-to-ruminant feed bans)は、引き続き効果的に適用される。この非定型BSE L型の事案は終了したと考えられる。
III. 定量的データの概要
測定ユニット:動物
動物種:畜牛(家畜)、感染可能性(susceptible)-、症例1頭、死亡-、殺処分1頭、と畜-、ワクチン接種-
IV. 診断
1. 疾病の徴候:あり
2. 診断方法:診断検査
3. 検査/検査所:
(1)免疫組織化学(IHC)検査/国立獣医学研究所(NVSL)
(2)抗原捕捉(Antigen capture、AC)-ELISA法/NVSL
(3)抗原検出ウエスタンブロット法/NVSL
V. 事案レベルでの管理措置
1. 家畜管理措置 適用された措置:(1)トレーサビリティ、(2)スクリーニング、(3)死体、副産物及び廃棄物の公的処分
2. 野生動物管理措置(記載なし)
VI. 本事案
1. 発生地:テネシー州
2. アウトブレイク発見日:2023年5月15日
3. 疫学的ユニット:農場
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(WOAH)
URL https://wahis.woah.org/#/in-review/5067?fromPage=event-dashboard-url
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