食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06190030164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、オランダ沿岸の海の泡中のPFAS濃度を測定した旨を公表
資料日付 2023年12月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は12月20日、オランダ沿岸の海の泡中のPFAS濃度を測定した旨を公表した。概要は以下のとおり。
 RIVMの報告によると、ゼーランド州(※訳注: オランダ南西部の州)、北ホラント州(※訳注: オランダ北西部の州)、南ホラント州(※訳注: オランダ南西部の州)から委託された最近の測定により、オランダ沿岸の海の泡にPFASが含まれていることが明らかになった。海の泡中のPFASの存在が、ヒトの健康にとって何を意味するのかはまだ不明である。
 オランダの測定は、フランドルで行われた海の泡中のPFASに関する研究(※)に続くものである。測定結果は、オランダの海の泡中のPFAS濃度はフランドル沿岸の海の泡から検出された濃度と同程度であることを示している。
 海の泡は、特に風の強い条件下で、海藻の分解や水質汚染によって生じる。PFASは、海の泡に蓄積する傾向があり、その結果、海水に比べて濃度が高くなる。
・完全なリスク評価のためには情報が不足
 海の泡に含まれる高濃度のPFASが、例えば泳ぐ人、サーファー、海辺を散歩する人々の健康にとって何を意味するのかは、今のところ不明である。その理由は、海や海辺での様々な活動時に人々が取り込む海の泡の量に関する入手可能な情報がないためである。海の泡へのばく露を判断するための標準化されたシナリオはなく、また海水や海の泡に含まれるPFASのリスク限界値もない。さらに、入手可能な測定値の数が限られているため、一般的に海の泡にどれだけのPFASが存在するのかについての全容はまだ得られていない。2つの異なる機会に、これらの州はオランダ沿岸の合計14の異なる場所で海の泡の検体を採取した。しかし、必ずしも検体採取に十分な量の海の泡があるとは限らなかった。
 その結果、現在のところ、海の泡との接触を介したPFASばく露を科学的に評価することはできない。もちろん、海の泡との接触を回避することでばく露を防ぐことはできる。
・生活環境に遍在するPFAS
 PFASは我々の生活環境に遍在しており、このことは最近、政治やメディアだけでなく地域住民の間でも注目を集めている。最近のRIVMの研究によれば、オランダ国民のかなりの割合がすでに食品や飲料水を介してPFASを過剰に摂取している。したがって、さらなるばく露は望ましくない。
 RIVMは、人々のPFASばく露の様々な供給源と、それらに含まれるPFASの量に関する全国的な概要に取り組んでいる。これは、PFASの総ばく露量を低減するために何ができるかを一層明確にするのに役立つであろう。さらに、RIVMは欧州のPFAS禁止提案にも貢献している。
(※)当該研究の報告書(44ページ、オランダ語)は以下のURLから閲覧可能。
https://assets.vlaanderen.be/image/upload/v1675173607/VITO_-_PFAS_in_zeewater_en_zeeschuim_-_Eindrapport_30.01.2023_yfgddv.pdf
 当該報告書(17ページ、オランダ語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.rivm.nl/publicaties/pfas-in-zeeschuim-in-nederland
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/en/news/pfas-in-sea-foam-along-dutch-coast

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