食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06181060548
タイトル イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)、人工食品及び人工飼料の生産・市場投入の禁止に関する法案の代議院における承認及び法律成立を公表
資料日付 2023年11月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)は11月16日、人工食品及び人工飼料の製造・市場投入の禁止に関する法案の代議院における承認及び法律成立を公表した。概要は以下のとおり。
 「我々は、何千年ものあいだ我々と共にある、食品・土地・人の営みの関係を維持するために、我々の食品・食料システムを保護し、イタリアが表現する品質、及び地球全体に対する食品の安全性の表現である品質を保証する。我々の伝統からかけ離れて培養される人工食品(cibo sintetico)は、この原則を保証しない。我々は労働者、農業起業家、そして良い食事をする権利をもつ国民を守るべきである。」Masaf大臣フランチェスコ・ロッロブリジーダ(Francesco Lollobrigida)はTG1のインタビューで、本日代議院(Camera dei deputati、下院に相当)において培養肉(carne coltivata)及びその他人工食品のイタリアにおける製造、販売、輸入を禁止する法案に最終的なゴーサインが出たことについて、このようにコメントした。
 「この食品は現在のところ欧州において許可されておらず、適切な試験も試用も行われていない。欧州連合(EU)はこの食品の製造、輸入及び販売を認めないであろうと、我々は楽観的である。欧州議会は現在、EU議員の超党派の投票によって、これらの手続きを開始する可能性のあるいかなる修正案をも否決している。我々はこの原則を強化し、農家・畜産家・品質の世界を我々の活動の中心に据え、国民の健康を保証する食品の生産に努める。」と、大臣は強調した。
 「我々は、イタリアが伝統的な食料システムを消滅させるこの種の製造を禁止した、地球上で最初の国であることを誇りに思う。可能性はあるが、これは我々が知っており、尊重し、この分野にて我々を強化し、競争力を高めてきたモデルとは一致しないと、我々は信じる。イタリアが先陣を切り、この意味において規制に至った正当な理由を説明することにより、他の国々も巻き込むことができる。」とロッロブリジーダ大臣は締めくくった。
 当該法案内容は以下の代議院サイトから閲覧可能。
「人工食品及び人工飼料の製造及び市場投入の禁止(Divieto di produzione e di immissione sul mercato di alimenti e mangimi sintetici)」(A.C. 1324-A)
https://temi.camera.it/leg19/provvedimento/divieto-di-produzione-e-di-immissione-sul-mercato-di-alimenti-e-mangimi-sintetici.html
地域 欧州
国・地方 イタリア
情報源(公的機関) -
情報源(報道) イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)
URL https://www.politicheagricole.it/ddl_cibo_sintetico_via_libera_camera_legge
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