食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06180760149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非加熱喫食用(RTE)食品中のリステリア菌(Listeria monocytogenes)に関する保存可能期間試験(shelf-life study)への新規予測微生物学技術の適用に関する外部機関による科学的報告書を公表
資料日付 2023年12月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月4日、非加熱喫食用(RTE)食品中のリステリア菌(Listeria monocytogenes)に関する保存可能期間試験(shelf-life study)への新規予測微生物学技術の適用に関する外部機関による科学的報告書(66ページ、2023年10月27日採択、doi: 10.2903/sp.efsa.2023.EN-8418)を公表した。概要は以下のとおり。
 本報告書は、EFSAの連携助成プロジェクトの公募において提出された提案「RTE食品中のリステリア菌に関する保存可能期間試験への新規予測微生物学技術の適用(ListeriaPredict)」に基づく、EFSAが資金提供するListeriaPredict連携プロジェクトの成果をまとめたものである。当該プロジェクトのコンソーシアムは、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(University College Dublin)(コーディネーター)、ブラガンサ工科大学(Instituto Politecnico de Braganca)、アブルッツォ・モリーゼ動物予防試験所(Istituto Zooprofilattico Sperimentale di Abruzzo e Molise)、コルドバ大学(Universidad de Cordoba)の4つの連携機関で構成される。
 リステリア菌(L. monocytogenes)は、EUレベルにおいても世界レベルにおいても、広範なRTE食品分野で懸念される主要なハザードである。冷蔵温度で増殖できる能力は、RTE食品にとって特に食品安全上の懸念となる。製品の安全性を保証するために、RTE食品中のリステリア菌に関する試験機関での保存可能期間試験の実施方法に関するガイダンスを提供するために、欧州連合(EU)内で多くの活動が行われてきた。保存可能期間試験はその性質上、費用がかかり、欧州全域の食品分野の大半を占める中小企業にとって、資金調達上の大きな課題となっている。予測微生物学は、実験的接種試験(challenge test)の結果の解釈や、それらの結果を様々な環境条件下に拡大適用する上で、重要な役割を担っている。本プロジェクトは、RTE食品中のリステリア菌に関する保存可能期間試験への予測微生物学技術の適用について、欧州の連携4機関の能力を大幅に強化することに取り組んだ。
 当該プロジェクトは、知識移転(knowledge transfer)活動及び知識交換(knowledge exchange)活動から構成される。知識移転活動として、ワークショップ、オンライン・ウェビナー及び短期の科学的視察が行われた。当該プロジェクト期間中に5件のワークショップが開催された。COVID-19のため、最初のワークショップはオンラインのみ、その後のワークショップは対面参加とリモート参加によるハイブリッド形式で実施された。ハイブリッド形式による実施により上述4機関だけでなくその他の外部機関からも多くの参加者が集まった。加えて、当該プロジェクトの期間中に、予測微生物学技術からRTE食品に関する保存可能期間試験に関連した欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)の文書に関するガイダンスに至るまで幅広いトピックを対象とするウェビナーが開催された。当該知識移転活動によるトレーニング資料はEFSAのKnowledge Junctionリポジトリにアーカイブ化され、プロジェクトの情報と活動は当該プロジェクトWebサイト(※訳注)を通じて提示された。
 知識交換活動では、予測動的モデリングの広範な分野を対象とした。モデル食品マトリクス上のリステリア菌の最適増殖速度や増殖を支配する主要パラメーターを得るための一連の動的モデリングアプローチを共同で開発するために、当該プロジェクト連携機関の1つが実施した静的・動的増殖実験がインプットとして用いられた。
(※訳注)当該プロジェクトの活動の詳細は以下のURLから閲覧可能。
http://www.ipb.pt/listeriapredict/
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8418

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