食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06180630105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、葉物野菜STEC行動計画の更新を公表
資料日付 2023年11月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は11月17日、葉物野菜STEC行動計画の更新を公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、葉物野菜STEC行動計画(LGAP: Leafy Green STEC Action Plan)を更新した。当該LGAPは、志賀毒素産生性大腸菌(STEC)によって引き起こされる葉物野菜に関連する集団食中毒が多数、再発生したことを受けて、2020年に初めて発表されたものである。
 本日の更新には、検体採取業務、手法の開発、及びアリゾナ州及びカリフォルニア州におけるFDAの長期縦断研究の状況更新に関する追加情報が含まれている。この更新の一環として、FDAは隣接する土地の利用と、近隣で栽培される農産物の安全性に対するそれらの影響に関する新しいファクトシートも公表している。
 過去数年間にわたり、FDA並びに公共及び民間部門の関係機関は、LGAPの開発及び実施を通じて葉物野菜の安全性を強化するために取り組んできた。この取り組みには、優先順位の高い検査、集中的な検体採取、関係者の関与及び協力、データ共有、根本原因の調査、並びに検出及び予防の科学における進歩が含まれる。
 総合すると、本取り組みにより、葉物野菜に関連した集団食中毒がどのように、そしてなぜ発生したのかについての知識が広がり、これが複数年にわたる当該行動計画の進化を導き、情報を提供してきた。FDAの食品プログラムが新しいヒト用食品プログラムに移行する中、FDAの農産物安全担当職員は、LGAPの下で学んだ教訓と進歩を、全体的な農産物の安全性に適用する最善の方法を検討しており、同時に、今後数年間の葉物野菜の安全性を確保するためのFDAの取り組みを強化する方法も模索している。食中毒を防ぐためには、全ての農産物のステークホルダーとの関わりが引き続き重要であり、我々は今後の協力に期待している。
 FDAは、2024年初頭にヒト用食品プログラムに基づく農産物の安全性への取り組みに関するFDAの展望について議論する意向がある。FDAは引き続き、葉物野菜の安全性を高めるための取り組みに関する最新情報をFDAのウェブサイトで提供していく予定である。
・ファクトシート「隣接する土地の利用及びそれが農産物の安全性に与える影響」は、以下のURLから閲覧可能。
https://www.fda.gov/food/food-safety-modernization-act-fsma/adjacent-and-nearby-land-use-and-its-impact-produce-safety
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-updates-leafy-green-stec-action-plan
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