食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06180590297 |
タイトル | 国際獣疫事務局(WOAH)、獣医当局及び畜産業界に対し、成長促進剤としての抗菌性物質の使用に関する公約を守るよう要求 |
資料日付 | 2023年11月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際獣疫事務局(WOAH)は11月23日、獣医当局及び畜産業界に対し、成長促進剤としての抗菌性物質の使用に関する公約を守るよう求めた。概要は以下のとおり。 薬剤耐性は拡大しつつある懸念事項である。近年、国際社会はこの世界的な健康への脅威に対処するために重要な公約を掲げている。そのひとつが、健康な動物での成長を促進するための抗菌性物質の使用を段階的に廃止することである。今こそ、公約から行動へ移す時である。 2016年、全てのWOAH加盟国は、ヒトに対する最優先抗菌性物質の動物への使用禁止を決定し、リスク分析がない場合には、成長促進を目的とした動物への抗菌性物質の使用を段階的に廃止することを約束した。この公約はこれまでどのように実行されてきたか? ・ほぼ20%の加盟国が、今もなお成長促進のために抗菌性物質を使用していると報告している。このうち76%は事前のリスク分析を行っていないと推定される。 ・さらに憂慮すべきことに、WOAH加盟国の11%以上が、コリスチン等のヒトの医療上、極めて重要な、最優先抗菌性物質の少なくとも1種類をいまだに成長促進剤として使用している。 ・抗菌性物質を成長促進剤として使用している加盟国の少なくとも50%は、規制の枠組みがない。 ・一部の国では、生産性向上を目的とした特定の飼料添加物のラベル表示に、低用量の抗菌性物質の存在を記載しておらず、獣医師及び農業従事者が知らずに動物に投与している。 このような慣行は、WOAHの国際基準あるいはAMR(薬剤耐性)に関するグローバル行動計画に準拠していない。 所轄官庁及び畜産業界は、動物の成長促進のための抗菌性物質使用を段階的に廃止する責任を果たさなければならない。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際獣疫事務局(OIE) |
情報源(報道) | 国際獣疫事務局(WOAH) |
URL | https://www.woah.org/en/woah-urges-veterinary-authorities-and-the-animal-industry-to-live-up-to-their-commitments-regarding-the-use-of-antimicrobials-as-growth-promoters/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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