食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06180540328 |
| タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(Defra)、2023年に残留性有機汚染物質(POPs)として提案されたクロルピリホスに関する情報提供を要請する政策文書を公表 |
| 資料日付 | 2023年11月27日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 英国環境・食料・農村地域省(Defra)は11月27日、2023年に残留性有機汚染物質(POPs)として提案されたクロルピリホス(chlorpyrifos)に関する情報提供を要請する政策文書を公表した。概要は以下のとおり。 クロルピリホスのリスク管理評価書(ストックホルム条約附属書F)への情報提供の要請 英国は、環境中に残留し、我々の健康と環境にリスクをもたらす物質であるPOPsに関する国連ストックホルム条約の締約国である。POPsは、環境中に残留し、生物に蓄積し、我々の健康と環境にリスクをもたらす物質である。 POPsは、国境を越えて空気、水、移動種(migratory species)により運ばれ、生産も使用もされたことのない地域にまで到達する可能性がある。 条約にリストアップされた物質は、特定の適用除外が適用されるか、継続使用の許容される目的が合意されない限り、一般的に生産、販売、使用が禁止される。 締約国がPOPの可能性を示唆するエビデンスを集めた場合、その物質をリストアップするよう提案するプロセスがある。その後、ストックホルム条約の技術科学委員会であるPOPsレビュー委員会(POPRC)が、その物質がPOPの特性を示すエビデンスを検討し、さらに発展させる。 ある物質がPOPの特性を示すエビデンスがある場合、POPRCはその物質の使用禁止または制限による社会的・経済的影響を検討し、2年ごとに開催されるストックホルム条約締約国会議に提言する。 ストックホルム条約附属書F（社会経済的配慮に関する情報）に規定されているリスク管理評価 2023年10月、POPRCはクロルピリホスのリスクプロファイル（ストックホルム条約附属書Eに規定）に合意した。 POPRCは現在、この物質のリスク管理評価書（ストックホルム条約附属書Fに規定）を策定中であり、検討中の管理措置の社会的・経済的影響に関する情報を提供する。 そのため、生産、使用、排出、モニタリング、代替案、社会への影響、提案されている管理措置の効率と有効性、費用、廃棄物処理に関する情報が求められる。 クロルピリホス クロルピリホスは有機リン系殺虫剤である。農業用殺虫剤として、また非農業害虫駆除のための殺生物剤として広く使用されてきた。2008年、クロルピリホスの製品は88か国以上で使用が認可された。 しかし、2000年にほとんどの非農業用途での使用が段階的に廃止され、2008年に欧州では殺生物剤としての使用が段階的に廃止された。しかし、殺生物剤としての使用は、例えば建物内のシロアリ防除のために、他の国々ではまだ行われている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源（公的機関） | 英国環境・食料・農村地域省（DEFRA） |
| 情報源（報道） | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/request-for-information-on-substances-proposed-as-persistent-organic-pollutants-pops-2023/request-to-inform-substance-risk-management-evaluation-annex-f-of-the-stockholm-convention |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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