食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06170600482 |
| タイトル | 香港食物環境衛生署食物安全センター、包装済み食品及び包装されていない食品中の工業的に生成されたトランス脂肪酸のリスク評価研究結果を公表 |
| 資料日付 | 2023年11月9日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 香港食物環境衛生署食物安全センターは11月9日、包装済み食品及び包装されていない食品中の工業的に生成されたトランス脂肪酸のリスク評価研究結果を公表した。概要は以下のとおり。 同センターは、5つの食品カテゴリー(油脂、マーガリン及びスプレッド、包装済み食品、非加熱喫食調理済み食品、地元特産品)から149検体を収集し、その中の工業的に生成されたトランス脂肪酸の含有量を分析した。研究結果によると、149検体中143検体(96%)はいずれも、世界保健機関(WHO)のガイドラインレベル(総脂質100 g当たりの工業的に生成されたトランス脂肪酸の含有量が2 gを超えない)を満たしていた。6検体(4%)はWHOガイドラインレベルを超える工業的に生成されたトランス脂肪酸が含まれており、部分水素添加油脂(工業的に生成されたトランス脂肪酸の主な出所)を使用している可能性がある。対象検体は、エッグタルト、油条(訳注:揚げパン風の食べ物)、パイ包みスープのパイ生地(2検体)、揚げ湯葉と酸菜魚スープベースの調味料であった。 センタースポークスマンは、「トランス脂肪酸の摂取は冠状動脈性心疾患リスクを高める可能性がある。食事中のトランス脂肪酸には主に2つの出所があり、そのうちの一つはミルクやバターなどの反すう動物製品に天然に含まれている。もう一つは工業的に生成されたトランス脂肪酸で、食品中の工業的に生成されたトランス脂肪酸は主に部分水素添加油脂に由来する。WHOは2023年までに世界の食料供給から工業的に生成されたトランス脂肪酸を排除するという目標を提唱している。そのため、香港も「食品中の有害物質規則」で部分水素添加油脂が食品中の禁止物質であることを明らかにし、使用を禁止した。関連条文は2023年12月1日に発効し、工業的に生成されたトランス脂肪酸の食材を源から除去し、市民の健康を保障する」と述べた。 今回のリスク評価研究では、センターはさらに総脂質100 g当たり2 gを超える工業的に生成されたトランス脂肪酸を含む6つの検体を探究し、それらが部分水素添加油脂を含有するか否かを考察した。センターは関連要素を評価し、食品検体中のトランス脂肪酸異性体の分布状況、測定された工業的に生成されたトランス脂肪酸の含有量、及び食品メーカー/サプライヤーが提供したデータを含む関連要素を評価したところ、そのうち3検体(タルト及びパイ包みスープのパイ生地(2検体))は部分水素添加油脂を含む可能性があることがわかった。 当該3検体に関係する飲食店はすでにセンターの提案を受け入れ、食品レシピを改良した。センターがその後、改良後の食品検体を化学検査したところ、工業的に生成されたトランス脂肪酸の含有量は総脂質100 g当たり2 g未満であり、関連食品には部分水素添加油脂は含まれていないことが示された。 さらに、センターが本研究結果と2019年の同様の研究結果と比較したところ、脂質100 g当たり2 gを超える工業的に生成されたトランス脂肪酸を含む検体割合は約25%から4%に大幅に減少していることを発見した。一方、個々の食品サブカテゴリーの工業的に生成されたトランス脂肪酸の含有量については、パイ包みスープのパイ生地、チキンパイ、サモサ/ペストリーロール、ケーキ、中華/サクッとした歯ざわりのケーキ菓子(原語:酥餅)とクッキーの工業的に生成されたトランス脂肪酸含有量は近年減少している。本研究の結果は、業界が食品中の工業的に生成されたトランス脂肪酸含有量を減らそうとしてきたことを反映している。 今年12月1日から開始される政府による部分水素添加油脂の禁止に合わせ、センターは業界に対し、食品に部分水素添加油脂が含まれていないことを確認するよう呼び掛けている。包装済み食品を購入する場合、市民は栄養表示のトランス脂肪酸含有量に注意を払う必要がある。WHOは、トランス脂肪酸摂取量を総エネルギーの1%未満(2,000カロリーの飲食につき一日当たり2.2 g未満相当)に制限することを推奨している。 |
| 地域 | アジア |
| 国・地方 | 香港 |
| 情報源(公的機関) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
| 情報源(報道) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
| URL | https://www.cfs.gov.hk/sc_chi/press/20231109_10612.html |
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