食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06170430157
タイトル イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)は11月4日、欧州保守改革党のイベントにおけるMasaf大臣の人工食品及びアイルランドにおけるアルコール飲料の警告表示義務等に関する発言を公表
資料日付 2023年11月4日
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概要(記事)  イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)は11月4日、欧州保守改革党のイベントにおけるMasaf大臣の人工食品に関する発言を公表した。概要は以下のとおり。
 Masaf大臣フランチェスコ・ロッロブリジーダ(Francesco Lollobrigida)は、本日、キルケニーで開催された欧州保守改革(ECR)党のイベント「欧州農業の未来、伝統とイノベーションの間で、保守派からの視点」にビデオリンクで参加した。これには欧州委員会ヤヌシュ・ボイチェホフスキ(Janusz Wojciechowski)農業担当委員も参加した。
 大臣は、人工肉(carne sintetica)の問題、絶滅の危機に瀕している動物種の管理、及びアイルランドにおけるワインラベルの警告の問題など、さまざまなテーマに触れた。
 人工食品(cibi sintetici)を含む実験室において作られる製品の製造・輸入・販売を禁止する法律の審議は月曜から代議院(Camera dei deputati)で始まり、ロッロブリジーダ大臣は同法案が最終的に11月16日までに承認されると予想している。「イタリアは人工食品が存在しない最初の国になることを選択した」と大臣は強調し、「この重要な問題への対処に関する模範となりたい。食品の品質は基本的なものであり、裕福なエリートのためだけに高品質の食品が生産されることは許容できない。我々は、適切に食べられる機会が全ての人に与えられるべきであると信じており、11月16日からイタリアは人工食品が存在しない最初の国となる」と述べた。
 続いてロッロブリジーダは、アイルランドのワインの摂取を推奨しないラベル表示への懸念を表明した。大臣は、適度な飲酒を呼び掛けることは正しいが、ワインの摂取をしないよう呼びかけるのは「アイルランドによる不正な行為」であるとの見解を述べ、アルコール依存症の問題を解決するためは、こういった警告的なラベル表示ではなく、適度で質の高い飲酒に関する教育の強化が望ましいと強調した。「イタリアワインは、主にポリフェノール、ビタミン、タンニン、その他健康に有益な要素で構成されている」と大臣は付け加えた。
訳注:
・ イタリアでは3月、閣僚理事会において人工食品及び人工飼料の製造・販売禁止に関する法案の承認が行われている。
・ アイルランド議会は、2023年5月、全てのアルコール飲料に対し、肝臓疾患・発がんリスク、妊婦における飲酒リスクを大きな赤い文字で明示する表示義務を課す新法を可決した(2026年発効)。ビール・ワイン・蒸留酒の生産国は商業上の障害となるとの懸念を提起している。
地域 欧州
国・地方 イタリア
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) イタリア農業・食料主権・森林省(Masaf)
URL https://www.politicheagricole.it/ecr-agricoltura
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