食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06170270294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2023/10/4~11/1)を公表
資料日付 2023年11月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は11月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2023/10/4~11/1)を公表した(4ページ)。鳥インフルエンザA(H5)ウイルスに関する概要は以下のとおり。
・感染状況
 2023年10月3日のリスク評価以降、10月8日及び9日にカンボジアから鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染によるヒト症例2例が報告された。患者の一人はSvay Rieng州の50歳の男性で、2023年10月3日に発症し、10月7日に他界した。10月7日に当該患者から採取された検体からインフルエンザA(H5N1)ウイルスの検出が確認された。患者は発症前に病気及び死んだ鶏へのばく露歴があった。
 もう一人の患者はPrey Veng州の2歳の女児で、10月3日に発症し、10月5日に入院、10月6日に他界した。重症急性呼吸器感染症(SARI)サーベイランスの一環で10月6日に採取された検体から、同月9日にA(H5N1)ウイルスの検出が確認された。患者が居住していた村では家きんの病気及び死亡事例が報告されており、発症前の一週間に患者の家族は病気及び死んだ家きんを取り扱い、調理していた。
 当該症例のA(H5N1)ウイルスはH5ヘマグルチニン(HA)クレード2.3.2.1cに属する。当該クレードに属するウイルスは、カンボジアで動物衛生部局が実施する長期サーベイランスにおいて、2014年以降家きんで検出されている。
 現在までに受けた情報から、これら2症例の、感染家きんからヒトへの異種間伝播(spillover)事例は別々に生じたものであることが示唆されている。これら2例の接触者の間でさらなる症例は検出されなかった。
 国際獣疫事務局(WOAH)への報告によると、アフリカ、アジア、欧州及びアメリカ大陸の野鳥及び飼育鳥類において、様々なインフルエンザA(H5)亜型のウイルスが継続的に検出されている。またヒト以外の哺乳類の感染も報告されている。
・リスク評価
(1)鳥インフルエンザA(H5)ウイルス感染による更なる散発的なヒト症例が発生するリスクは?
 現在までのヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は生きた家きん市場等の汚染された環境との接触を通じてA(H5)ウイルスにばく露された散発的な感染であった。当該ウイルスは動物及び関連する環境中で検出され続けており、ばく露された人々の間で更なるヒト症例の発生が予想されるが、それは稀である。更なる散発的な症例が検出されたとしても、公衆衛生上の影響はごく小さい。全体的なリスクは低い(low)。
(2)鳥インフルエンザA(H5)ウイルスがヒトからヒトへ伝播する可能性は?
 上述の事例に関連したヒトからヒトへの伝播は確認されていない。医療従事者を含むA(H5)ウイルス感染の小規模なクラスターが以前に報告されているが、持続的なヒトからヒトへの伝播のエビデンスはない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、現在循環するインフルエンザA(H5)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないことが示唆されている。従って、今のところ、ヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと見られる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-1-november-2023

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