食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06170210149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、化学物質のトキシコキネティック及びトキシコダイナミックモデリングのTKPlateの応用をテクニカルレポートとして公表
資料日付 2023年11月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月14日、化学物質のトキシコキネティック及びトキシコダイナミックモデリングのTKPlateの応用をテクニカルレポート(2023年11月8日承認、41ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2023.EN-8440)として公表した。概要は以下のとおり。
 本テクニカルレポートは、TKPlate 1.0の外部機関による科学報告書及びユーザーガイドに関連し、トキシコキネティック及び/又はトキシコダイナミックモデリングを実行する各モジュールのケーススタディを提供する。それぞれのケーススタディに関して、入力データが提供され、それらを実行する手順が説明され、TKPlateの情報ページと入力モジュールからアップロードすることが可能である。
 ここで紹介するケーススタディには、forward dosimetry、reverse dosimetry、トキシコダイナミック(TD)モデリング、ダイナミックエネルギー収支(dynamic energy budget)モデリング、MIXTOXモジュールによる複数の化学物質の複合ばく露のリスク特性評価が含まれる。
 Forward dosimetryに関しては、フィプロニル(fipronil)(ヒトの1コンパートメントキネティックモデル)、カフェイン及びアミオダロン(amiodarone)(一般的なヒト生理学的キネティック(PBK)モデル)、クロルピリホス(chlorpyrifos)(定量的IVIVE (訳注 in vitro?in vivo外挿) (QIVIVE)及び一般的なヒトPBKモデル)、及びマルチルート6コンパートメントの一般的なヒトPBKモデルを使用した一般的なケーススタディ、の4つのケーススタディを紹介する。Reverse dosimetryに関しては、1コンパートメントキネティックモデルを用いたメラトニン(melatonin)と、採卵鶏の汎用PBK鶏モデルを用いたデルタメトリン(deltamethrin)という2つのケーススタディが利用可能である。どちらのケーススタディでも、バイオモニタリングデータ等の内部用量を用いて、考え得るばく露分布を再構築することが可能である。
 TDモデリングでは、雄ラットにおける90日間の毒性学的試験から得られた一般的なケーススタディを示し、内部ベンチマークドースモデリングを行う手順を提示する。ダイナミックエネルギー収支モデリングでは、オオミジンコの生存率に対するフェンバレレート(fenvalerate)の個体及び個体群影響と、シマミミズ(Eisenia fetida)の成長に対する鉛の影響という 2つのケーススタディを示す。最後に、決定論的ハザード指数手法(deterministic hazard index methodology)を用いた3つの汚染物質の混合物リスク特性評価について説明する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8440
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