食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06160500149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「欧州規模の統合的野生動物モニタリングのパイロット試験:欧州野生動物観測所における対象病原体の環境中の検出」と題する外部機関による科学的報告書を公表
資料日付 2023年10月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月20日、「欧州規模の統合的野生動物モニタリングのパイロット試験:欧州野生動物観測所における対象病原体の環境中の検出」と題する外部機関による科学的報告書(58ページ、2023年9月28日採択、doi: 10.2903/sp.efsa.2023.EN-8241)を公表した。概要は以下のとおり。
 ENETWILDプロジェクトの一環である欧州野生動物観測所(EOW: European Observatory of Wildlife)(仮訳)は、統合的な野生動物のモニタリングの確立を着実に進めることを目的としている。本報告書では、10か国のEOWの15か所の研究エリアにわたる環境検体採取を用いて、(カメラトラップ法による)野生動物集団のモニタリングと欧州規模の野生動物の疾病サーベイランスを関連付ける方法について示している。ここでは特に、複数の宿主動物を有する病原体である結核菌群(Mycobacterium tuberculosis Complex (MTC))及びE型肝炎ウイルス(HEV)に焦点を当てた。当該試験の目的は、第一には、欧州レベルでの野生動物専門家のネットワークを通した、環境検体(静水)中の人獣共通感染症病原体の検出のためのシンプルな実地検体採取プロトコルの調和のとれた実施について評価することであった。二番目の目的は、環境検体採取を通した野生動物の統合的モニタリングに関する将来の改善戦略について洞察を得ることであった。当該試験では、複雑なプロトコルや解説よりも、多様な調査地域でシンプルな検体採取アプローチを取り入れることを優先した。戦略、プロトコル、全般的設計、検体採取、対象マトリクス、選択病原体、検体の保存及び輸送、分析技術、検体・データフローについて着実に改善するために野生動物専門家の連係ネットワークを支援することの重要性が証明された。著者らはまた、特定の病原体に関する結果について考察し、特定エリアでのMTCの検出について記述している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8241
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