食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06160440149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、定型スクレイピー(classical scrapie)のリスクが無視できるとの認定を受けるためのチェコ共和国の申請の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年10月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月24日、定型スクレイピー(classical scrapie)のリスクが無視できるとの認定を受けるためのチェコ共和国の申請の評価に関する科学的意見書(24ページ、2023年9月28日承認、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8335)を公表した。概要は以下のとおり。
 チェコ共和国は、同国を定型スクレイピー(classical scrapie)のリスクが無視できる欧州連合(EU)加盟国として承認するよう、欧州委員会に申請を提出した。EFSAは、チェコ共和国がその申請において、少なくとも7年間(2015~2021年)、また将来にわたり、農場の動物に関し、と畜、殺処分又は死体で発見された個体を代表する18か月齢超のめん羊及び山羊について、定型スクレイピーがその集団に0.1%を超える有病割合で存在する場合、95%の信頼度で検出するための十分な数の検査を毎年実施しており、また今後も継続することを証明・提案しているどうかを評価するよう要請を受けた。
 サーベイランス・ストリームと動物種を考慮した確率論的シナリオツリーモデルを用いたリスクベースのアプローチが適用された。特にめん羊での、野外条件下における承認された検査の実際の性能に関するデータはいまだ不足している。そこで、過去の欧州連合の診断スクリーニング検査に関する評価で提示された検査感度(訳注:99.6%)から、感染山羊集団の野外条件下で得られた公表データと一致する50%の検査感度まで、その範囲を拡大した代替シナリオが検討された。チェコ共和国から提供された2015~2022年のデータ、シナリオツリーモデルの推定パラメータ、診断検査の感度の範囲、95%の信頼度の基準を適用すると、チェコ共和国は、2021年と2022年において診断感度を60%とするシナリオ、2015年、2016年及び2018~2022年において診断感度を50%とするシナリオを除けば、すべての年と診断感度のシナリオの組み合わせについて、要件を満たすのに十分な数の小反芻動物を毎年検査していると結論された。2023年以降について提案された検査検体数に基づけば、チェコ共和国は、診断感度を50%とするシナリオを除く全ての診断感度の組み合わせにおいて、要件を満たすのに十分な頭数の個体を検査することになる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8335
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