食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06150560301 |
| タイトル | 論文紹介:「2021年9月から2022年5月までの中国の家きんにおける鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルスとその人獣共通感染可能性(zoonotic potential)の分析」 |
| 資料日付 | 2023年10月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Eurosurveillance (2023, 28(41):pii=2200871、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2023.28.41.2200871)に掲載された論文「2021年9月から2022年5月までの中国の家きんにおける鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルスとその人獣共通感染可能性(zoonotic potential)の分析(Analysis of avian influenza A (H3N8) viruses in poultry and their zoonotic potential, China, September 2021 to May 2022)、著者P Cui, H Chen(State Key Laboratory for Animal Disease Control and Prevention, Harbin Veterinary Research Institute, CAAS, 中国)ら」の概要は以下のとおり。 ・背景 2022年に中国では鳥インフルエンザA(H3N8)ウイルス感染によるヒト症例2例が報告された。 ・目的 2021年9月から2022年5月の期間中に中国で循環していたH3N8ウイルスの特性評価を行う。 ・方法 著者らは、中国の25の行政区で家きん及び家きん関連環境の検体採取を実施した。H3N8ウイルスの分離後、分子解析及び系統解析のために全ゲノムシークエンス解析(WGS)が行われた。H3N8ウイルスのヒト又はトリ型受容体への特異性がin vitroで評価された。また、鶏及びマウスにおける複製能並びにモルモット個体間での伝播能力が調査された。 ・結果 38,639検体から合計で98株のH3N8亜型鳥インフルエンザウイルス株が回収され、31の代表株の遺伝的解析により17の遺伝子型(Genotype)が明らかにされた。これらのうち、10種類の遺伝子型のウイルスは、インフルエンザA(H9N2)ウイルス由来の6つの内部遺伝子を有していた。これらの遺伝子再集合ウイルスは生きた家きん市場から検出される可能性があり、2件のヒト感染事例の原因となったウイルス株も含まれる。9種類の遺伝子型のH3N8ウイルス(6種類の遺伝子再集合ウイルスを含む)のサブセットはマウスで効率的に複製され、in vitroでトリ型及びヒト型受容体に結合した。3種類の遺伝子再集合ウイルスは、鶏において最大で9日間排泄され、上気道で効率的に複製した。モルモットで試験した5種類の遺伝子再集合ウイルスは呼吸飛沫により個体間で伝播した。 ・結論 H9N2ウイルスの内部遺伝子を有する鳥インフルエンザH3N8亜型ウイルスは、2件のヒト感染事例の原因となっており、中国の生きた家きん市場で見つかった。H3N8亜型ウイルスの家きんにおける低病原性は、遺伝子再集合が起こり得る継続的な循環を可能にする。ヒトへの異種間伝播(spill-over)による感染を注意深く監視することは、早期警戒システムの強化や継続的なインフルエンザパンデミックへの対応準備において重要である。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance (2023, 28(41):pii=2200871) |
| URL | https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2023.28.41.2200871 |
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