食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06150520149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、高病原性鳥インフルエンザに対する家きんのワクチン接種(入手可能なワクチンとワクチン接種戦略)に関する科学的意見書公表を伝えるニュース記事を公表 |
| 資料日付 | 2023年10月10日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月10日、高病原性鳥インフルエンザに対する家きんのワクチン接種(入手可能なワクチンとワクチン接種戦略)に関する科学的意見書公表を伝えるニュース記事を公表した。概要は以下のとおり。 1. 当該科学的意見書の背景 ・近年、欧州連合(EU)では、野生及び飼育鳥類において高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が流行している。 ・家きん農場の密度の高い地域は、特にHPAI伝播のリスクが高い。 ・ワクチン接種は、HPAI拡大の予防及び管理のため、既に実施されている措置(サーベイランス、バイオセキュリティー措置、早期検出など)に追加する形で、考慮され得る。 2. EFSAへの諮問事項は? ・欧州委員会は、可能性のあるワクチン接種戦略の意思決定に向けた情報提供のため、入手可能なHPAIワクチンの概要、現在の流行株への有効性、及び複数のワクチン接種スキームの評価を要請した。 ・EFSAはまた、ワクチン接種地域及び農場におけるサーベイランス及びリスク低減対策の評価の委託を受けた。これらのトピックは別の科学的意見書で取り扱う予定であり、その最終化は2024年3月になると予想される。 3. EFSAは当該作業をどのように実施した? ・EFSAは2007年に当該トピックに関する科学的意見書を公表している。 https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.2903/j.efsa.2007.489 ・今回の意見書では、文献検索及び調査(欧州医薬品庁(EMA)が実施し、EFSA及び国際獣疫事務局(WOAH)が広報した)により、入手可能なワクチン及びその特徴に関する情報を収集した。データはまた、EUリファレンスラボラトリー(EURL)及びナショナルリファレンスラボラトリー(NRL)ネットワークとの協議及び製薬企業のWebサイトからも直接収集された。 ・ワクチン接種戦略の有効性は数学モデルを用いてシミュレートされた。 ・次のデータが用いられた:「公表文献(出版言語や調査場所を問わず)」、「調査データ」、「フランス、イタリア及びオランダの家きん群データ」、「フランス、イタリア及びオランダのHPAI感染発生データ」、「フランス、イタリア及びオランダの早期殺処分(pre-emptive culling)に関するデータ」。 4. どのような限界/不確実性があるのか? ・HPAIに対する入手可能なワクチンの保護効果及び持続期間に関するデータは統一性がなく数が少ないため、これらのワクチンに関する詳細な記載や比較が不可能である。 ・鶏以外の家きん種で試験されたワクチンがわずかである。 ・ウイルス伝播を止めるワクチン接種の有効性に関する実地試験が乏しい。 5. 結果とその意味合いは? ・HPAIに対する入手可能なワクチンの種類と特徴についての最新情報が提供された。 ・EUにおいては鶏のHPAIに対するワクチンが1種類のみ承認されている。 ・家きんにおけるHPAIを抑制するための様々なワクチン接種戦略(即ち、HPAI感染発生地域での緊急の防御的ワクチン接種(emergency protective vaccination)及び感染が未発生の地域及び農場における予防的ワクチン接種(preventive vaccination))に関する洞察が提供された。 ・HPAIワクチンに関する今後の科学的研究に向けた勧告が提供された。 ・HPAIワクチン及びワクチン接種戦略に関するEFSAの科学的助言は、可能性のあるHPAI予防管理戦略についてEU加盟国の政策立案者及びリスク管理者への情報提供となり、HPAI予防及び疾病管理における意思決定に資するものとなる。 ・EFSAによる助言は、今後のHPAIに対するワクチンの開発及び使用の指針となる可能性がある。 6. 重要な勧告は? ・予防的ワクチン接種は、疾病発生数及び流行期間を最小化するための最良のワクチン接種戦略であり、伝播のリスクが高い地域において最も感受性が高く伝播しやすい家きん種で実施する必要がある。複数回投与(即ちブースター接種)は保護効果を高めるために用いることができる。 ・感染発生時の、緊急の防御的ワクチン接種は、伝播のリスクが高い地域において発生場所の半径3 km内での実施が推奨される。 ・全てのワクチン接種戦略について、ワクチンの有効性を監視する必要がある。 ・ワクチン接種は、鳥類の感染監視、早期検出及びバイオセキュリティー対策などのその他の予防管理措置を補完するもので、それらと置き換えるべきものではない。統合的な疾病管理アプローチの一部としての実施が推奨される。 ・当該科学的意見書には、HPAIワクチンに関する今後の科学的研究について、開発すべきワクチンの種類や対象鳥類種、研究すべきワクチンの側面、実施すべき研究の種類についての勧告が含まれる。 科学的意見書「高病原性鳥インフルエンザに対する家きんのワクチン接種:Part 1. 入手可能なワクチンとワクチン接種戦略」は以下のURLから閲覧可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8271 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/news/vaccination-poultry-against-highly-pathogenic-avian-influenza-available-vaccines-and |
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