食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06150480295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、食品中のウイルスに関するFAO/世界保健機関(WHO)合同微生物学的リスク評価専門家会議(JEMRA)「パート1:食品寄与率、分析方法及び指標」のサマリー及び結論を公表
資料日付 2023年10月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は10月、食品中のウイルスに関するFAO/世界保健機関(WHO)合同微生物学的リスク評価専門家会議(JEMRA)「パート1:食品寄与率、分析方法及び指標」のサマリー及び結論を公表した。概要は以下のとおり。
 食品中のウイルスの微生物学的リスク評価に関するJEMRA会合は、2022年のコーデックス食品衛生部会(CCFH)第53回会合において出された要請に応え、2023年9月18日から22日までイタリア・ローマにて開催された。専門家会議は、ガイダンスCXG-079-2012 (訳注:食品中のウイルスの管理のための食品衛生の一般原則の適用に関するガイドライン)を更新するために、食品媒介ウイルスに関する最近の科学的な進展、データ及びエビデンスを検討した。CCFHはJEMRAに対し、食品媒介ウイルス及び最も高い公衆衛生上の懸念に関連する食品に関する最新のレビュー、関連する食品中の腸管ウイルスの分析方法のレビュー、並びにウイルス指標またはその他の汚染指標の潜在的な有用性に関する科学的エビデンスのレビューを含む科学的助言の提供を要請した。
 本文書は、食品寄与率、分析方法及び指標に焦点を当てた当該会議の結論を要約したもので、CCFHの審議の一助となるよう作成された。本報告書の全文は、FAO及びWHOの微生物学的リスク評価(MRA)シリーズの一部として発表される予定である。
・会議の目的
 専門家会議は、2008年の食品媒介ウイルスに関するJEMRA報告書以降に発表された同ハザードに関する科学文献、及び本会議に向けたデータ募集に応じて提出された情報をレビューした。専門家会議は、(1)文献及び利用可能なサーベイランス・データベースのレビューを行うと共に、専門家からの知識の引き出し(expert knowledge elicitation)に参加し、頻度及び重症度に応じて食品媒介ウイルスをランク付けした。(2)最も高い公衆衛生上の懸念に関連する食品をランク付けした。(3)サーベイランス及び監視戦略の一環としての製品検査や集団感染の調査において用いられるウイルスの検査方法を議論した。(4)ウイルス汚染の現在の指標及び潜在的な指標をレビューした。
 専門家会議は飲用水について、本会議の範囲ではないと判断した。ウイルスの伝播に関連している水については、食品生産・加工・準備に使用される水、原料として使用される水、及び消費される最終製品ではないが食品汚染の媒介となる水に限って検討された。
 当該発行物は以下URLから閲覧可能(PDF版、6ページ)。
https://www.fao.org/3/cc8193en/cc8193en.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/food-safety/resources/publications/en/
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