食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06150330314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、穀物中の残留農薬による健康への悪影響は予想されないとの報告を公表 |
資料日付 | 2023年10月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は10月12日、穀物中の残留農薬による健康への悪影響は予想されないとの報告を公開した。概要は以下のとおり。 ある協会(Verein)によると、欧州の穀物製品の約3分の1において残留農薬が検出される。この結果は、欧州食品安全機関(EFSA)からの情報の評価に基づいている。その後、未加工穀物並びに穀物製品の2,234検体のうち837検体で残留農薬有効成分が検出された。検出割合は37%である。14検体(0.6%)は、最大残留基準値(独:RHG、英:MRL)を超過していた。全体として65種類の様々な農薬有効成分が検出された。協会の見解では、「膨大な数」の様々な有効成分が消費者の健康リスクにつながる。 この点について、BfRは以下のような意見表明を行った。 農薬有効成分は、欧州レベルで承認される前に、潜在的健康リスクの包括的検査及び評価を受ける。これらは意図される使用においては安全である。たとえ農薬が安全に使用されても、収穫された作物やそれらから製造される食品において残留物が検出可能であることは起こり得る。このことが予想されるため、残留物を決定することによって、これらの製品の製造工程及び安全性評価ではっきりと考慮される。原則として、僅かな量であれば健康への悪影響はない。 現在の知見では、これは1検体に含まれる多くの農薬有効成分の残留物にも適用される。これは、多くの物質の濃度は非常に低く、全体的な残留物は通常1種類の有効成分により支配されているからである。評価する際には、可能性のある相互作用が考慮される。BfRは、意図された使用における農薬有効成分による健康への悪影響は予想されないとの評価を継続する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/rueckstaende-von-pflanzenschutzmitteln-in-getreide-gesundheitliche-beeintraechtigungen-sind-nicht-zu-erwarten.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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