食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06150130149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えSaccharomyces cerevisiae LALL-GO株由来食品用酵素グルコースオキシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年10月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月6日、遺伝子組換えSaccharomyces cerevisiae LALL-GO株由来食品用酵素グルコースオキシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(9月12日採択、PDF版14ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8257)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素グルコースオキシダーゼ(β-D-グルコース: 酸素1-オキシドレダクターゼ; EC 1.1.3.4)は、Saccharomyces cerevisiae LALL-GO株を用いて、Lallemand Inc.により生産される。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞は含有しないが、組換えDNAを含有する。
 当該食品用酵素は、焼成工程にて使用されることが意図されている。
 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.233 mg 総有機固形物/ kg体重と推定された。
 当該産生菌株は、安全性評価に対する安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしており、かつ、製造工程から生じる懸念すべき問題は特定されなかったため、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、毒性学的試験は必要ないと判断した。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、以下の2件の一致が検出された。
 ・ 酵母Malassezia sympodialis由来Mala s 12アレルゲン前駆体
 ・ アーモンド由来マンデロニトリルリアーゼ 2前駆体
CEPパネルは、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断する。評価されたグルコースオキシダーゼは、規則(EU) No 1169/2011附属書II記載のアーモンド由来アレルゲンの配列と相同性を示す。
 アレルギー反応誘発の可能性を除けば、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8257
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