食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06150030160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、英国において販売される食品中のアクリルアミド及びフラン類に関する調査結果(2020-2021年)を公表
資料日付 2023年10月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月9日、英国において販売される食品中のアクリルアミド及びフラン類に関する調査結果(2020-2021年)を公表した。概要は以下のとおり。
・「イントロダクション」
 食品検体は、食品中のアクリルアミドの監視に関する欧州委員会勧告(EU)2019/1888、及びいくつかの食品におけるベンチマーク・レベル(BML)を定める、維持される欧州委員会規則(EU)2017/2158において特定されている食品群のものを含むと共に、予備的な食品群からも選択された。1年次においては162製品、及び2年次においては130製品の合計292製品が検体採取された。
 維持される欧州委員会規則(EU)2017/2158では、食品事業者が様々な食品について、同規則にある対策を用い、食品安全管理システムの一部として含めるべきであると規定されている。この規則では、2018年4月11日から適用となっているBMLも確立された。これらのBMLは、アクリルアミド低減策がどの程度うまく機能しているかを示す尺度を提供するために確立された。検体採取では、より広範囲の製品に関するデータを収集することを意図したため、この調査で検体採取された食品すべてが、規制2017/2158において定められているBMLの対象となっているわけではない。
 最も高いレベルのアクリルアミドが観察されたのは、野菜クリスプ(ニンジン及びパースニップの成分において最も高いレベル)、成型加工の野菜スナック製品、コーヒー、乾燥アプリコットの検体のうち1点、及び塩漬けオリーブの検体のうち1点であった。これらの調査結果は2020年及び2021年のものと同様であった。
 アクリルアミドのレベルがBMLを超える場合、FSAは地方当局に対し、アクリルアミドを制限するためにどのような対策が講じられてきているかを食品事業者と共に調査し、さらに多くの対策が可能かを確認するよう要請する。超過は、必ずしも健康上のリスク、あるいは強制措置が必要になる可能性を意味するわけではない。
 フラン類には措置基準はない。ほとんどの検体には低レベルのフラン類が含まれていた。最も高いレベルはコーヒー豆において観察された。これらのコーヒー豆を飲料の調製に使用した場合、結果としてフラン類のレベルは大幅に減少し、概して乾燥コーヒー豆におけるレベルの約1~2%であった。
 当該調査に関する報告書は以下の各URLから閲覧可能。
・「英国において販売される食品中のアクリルアミド及びフラン類に関する定期的調査プログラム2020-21」
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/Acrylamide%20FSIS%202023%20-%20Clean%20%26%20Cleared.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/research/acrylamide-and-furans-survey-summary
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