食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06140740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新興リスクに関するEFSAの2021年の活動をテクニカルレポートとして公表
資料日付 2023年9月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月22日、新興リスク(emerging risk)に関するEFSAの2021年の活動をテクニカルレポート(2023年8月16日承認、41ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2023.EN-8233)として公表した。概要は以下のとおり。
 新興リスクに関するEFSAの活動の主な目的は以下のとおりである。
(1)新興リスクを特定するための活動を実施すること
(2)新興リスクの特定(emerging risk identification (ERI))の方法論及びアプローチを開発し改善すること
(3)特定された問題とリスクを伝達すること
これらの活動の成果により、EFSAは将来のリスク評価の課題に備えることが可能になる。
 ERI活動に貢献したEFSAの知識ネットワークは、新興リスク情報交換ネットワーク(Emerging Risks Exchange Network (EREN))、新興リスクに関するステークホルダー協議グループ、EFSAの科学ユニット、科学パネル及び科学委員会並びにそのワーキンググループである。
 本テクニカルレポートは、ERI手順に関与した全てのグループの活動と2021年において特定された問題の要約である。本テクニカルレポートはまた、開発された方法論及び連携活動を説明する。
 2021年には全部で18件の潜在的な新興問題が議論された。このうち8件の問題が新興リスクであると結論された。潜在的な問題は、特定されたハザード及び/又はドライバー(driver)に従って分類された。2021年に議論された問題の半数以上において、消費者のトレンドにおける変化がドライバーとして特定された。これらのトレンドをより良く理解することが、EFSAが新興リスクへの準備を改善するために特に適切である。
 さらに2021年には、ERENの参加者らは、自らのホライゾン・スキャニング(※訳注)活動により特定された全部で35の前兆的/潜在的な新興問題を紹介し議論した。欧州連合(EU)加盟国の代表者らは、取得した前兆的な新興問題の特性評価の改善のために利用可能な追加情報を収集する目的で、前兆の特定に関する自分たちの活動成果を共有した。
 最後に、特定の関心領域におけるERI活動の方法論を開発するために、EFSAにおいていくつかの調達が進行中である。新興リスクの状況における知識を積極的に収集・共有・拡散するために、より効果的かつ包括的な方法を導入することは、EFSAのリスク評価計画における準備にとって非常に重要である。
 「新興リスク」、「新興問題」、「ドライバー」: 用語の詳細はテクニカルレポート本文P.38を参照
 (※訳注) ホライゾン・スキャニング: レギュラトリーサイエンスに基づき、どのような革新的技術が登場しつつあるのかの網羅的調査と、それが規制に及ぼす影響の評価を行い、革新的技術に対する適切な規制構築に役立てる取組み。詳細は以下のURLから参照可能。
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000468741.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8233
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