食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06140610303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、Growing Together社のヘンプ(hemp)に対し、規制ステータス評価(RSR)の回答書を発出
資料日付 2023年9月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は9月26日、Growing Together社のヘンプ(hemp)に対し、規制ステータス評価(Regulatory Status Review、RSR)の回答書を発出したことを公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、遺伝子工学を使用して改変されたヘンプの植物体を審査した。Growing Together Research社はヘンプの植物体を改変して、テトラヒドロカンナビノール(THC)及びカンナビクロメン(CBC)のレベルを低下させた。APHISは当該改変ヘンプ植物体を審査して、栽培されているヘンプと比較して植物ペスト(植物病害生物等)リスクが高まっているかどうかを判断した。
 USDA-APHISは、この改変されたヘンプが他の栽培されているヘンプと比較して植物ペストリスクを増加させる可能性は低いことを確認した。その結果、これらの植物は連邦規則集第7巻340条に基づく規制の対象ではない。植物ペストリスクの観点から、このヘンプを米国において、安全に栽培及び育成することができる。
 RSR関連情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/regulatory-processes/rsr-table/rsr-table
 9月26日付けで回答書発出に至った本件の概要情報は、以下のとおり。
RSR番号:22-221-01rsr
要求者:Growing Together Research社(米国)
植物名(学名):ヘンプ(Cannabis sativa)
特性:(1)組成プロファイルの変更、(2)除草剤耐性
表現型:(1)花におけるTHC及びCBCの低減、(2)グルホシネート耐性
作用機序(MOA):
(1)カンナビノイド合成経路に関与する酵素をコードするテトラヒドロカンナビノール酸合成酵素遺伝子及びカンナビクロメン酸合成酵素遺伝子の発現の部分的又は完全な喪失
(2)PAT(ホスフィノスリシン N-アセチルトランスフェラーゼ)により、L-ホスフィノスリシン(L-PPT)の非植物毒性形態(N-アセチルホスフィノスリシン)への変換が触媒され、グルホシネート耐性が付与される。
 GTリサーチ社のRSR要求書(2023年2月6日、PDF12ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-221-01rsr-submission.pdf
 USDA-APHISの回答書(2023年9月25日、PDF2ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-221-01rsr-review-response.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/hemp-rsr
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