食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06140060111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、国家化学物質残留モニタリングプログラム(NCRMP)及び化学物質食品安全管理(FSO)プログラムの年次報告書2020-2021年を公表 |
資料日付 | 2023年9月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は9月18日、国家化学物質残留モニタリングプログラム(NCRMP)及び化学物質食品安全管理(FSO)プログラム年次報告書2020-2021年を公表した。概要は以下のとおり。 CFIAは、食品、動物及び植物の保護に取り組み、カナダ国民、環境、経済の健康と幸福を増進させている。国家化学物質残留モニタリングプログラム(NCRMP)は、特定の食品が残留化学物質と汚染物質に関するカナダの基準とガイドラインに準拠していることを検証する年次CFIA規制監視プログラムである。検査された食品は、食肉、生鮮青果物、乳製品、卵、ハチミツ、メープル製品、加工された果物と野菜の7つの商品グループである。他の監視活動とともにNCRMPから収集されたデータによって、CFIAはコンプライアンスを維持または改善するために追加の管理戦略が必要となる可能性のある動向を把握することができる。 NCRMPは、食品がカナダの基準に毎年確実に準拠していることを保証するために、CFIAが使用している幾つかの貴重な監視ツールの一つである。NCRMPはコーデックス食品規格(Codex Alimentarius)の原則とガイドラインに従って実施され、カナダの食品の潜在的な化学的ハザードを監視するCFIA食品安全枠組みの重要な一部である。このプログラムは、カナダの食品生産システムとカナダの残留化学物質管理システムの一貫性をサポートするデータを提供する。これらのシステムは、米国や欧州連合(EU)などの主要な貿易相手国のシステムと同等である。 2014年、NCRMPを補完し、食肉以外の食品分野におけるCFIAの監視を強化するため、食品安全監視(FSO)プログラムとして知られる取り組みが導入された。2016年、CFIAは、プログラム内で通常は監視されていなかった特定の生鮮青果物の検体抽出と検査を強化した。検体抽出と検査のレベルの向上は2020年まで継続した。これらの追加FSOプログラムの検体の一部は、NCRMPの検体と同じ方法で、連邦政府に登録された施設または輸入業者で検査官によって収集された。しかし、FSO検体の大部分は、CFIAとの契約に基づいて第三者によって小売店で収集された。連邦政府に登録された施設と小売店の両方で食品の検体を収集することにより、カナダ市場の食品に存在する残留物や汚染物質のレベルに関する追加情報が得られる。 CFIAは、NCRMPやFSOプログラムのような監視活動から得られた不適合(non-compliant)の結果を農家、栽培者/生産者、輸入業者、小売業者に伝え、懸念される領域を特定し、農薬の安全な使用と慣行を促進する。この継続的な取り組みにより、カナダ国民は安全で健康的な食品を継続的に入手できるようになる。 本報告書は、2020年4月1日から2021年3月31日まで(以下、2020/21年と記載)の間に収集された食品検体におけるNCRMPとFSOプログラムの生鮮果物と野菜の両方からの検査結果をまとめたものである。約12,500品目のNCRMP及びFSOモニタリング検体に対して、動物用医薬品、殺虫剤、金属、汚染物質の残留物に関する95,000件を超える検査が実施され、数百万件の結果が得られた。これらの結果は、本報告書の附属書Bにまとめられている。この検体抽出と検査の量は、Covid-19の世界的大流行とCFIAでの緊急対応活動によるリソースの制約のため、計画された量より少なかった。国内および輸入食品に対する残留化学物質検査は減少しているにもかかわらず、CFIAは報告された結果と本報告書に記載された結論に自信を持っている。NCRMPおよびFSOプログラムの一環として収集された検体の検査結果は、市場に出回っている食品の圧倒的大多数が、カナダの残留化学物質基準を満たしていることを示した。全体的な適合率は96.6%であることが判明し、これは例年通りである。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | https://inspection.canada.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-reports-and-journal-articles/annual-report-2020-2021/eng/1694525511870/1694525512557 |
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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