食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06140040505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、概要報告書「スイスの健康に関する研究のパイロット段階-ヒト・バイオモニタリング(HBM)の結果」を踏まえた対策について情報を提供
資料日付 2023年9月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は9月6日、概要報告書「スイスの健康に関する研究のパイロット段階-ヒト・バイオモニタリング(HBM)の結果」を踏まえた対策について情報を提供した。概要は以下のとおり。
 スイス連邦保健局(BAG)により委託されたスイスの健康に関する研究のパイロット段階で、スイス国民のパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)のバックグランド汚染(contamination de fond)が、バイオモニタリングにより特定された。700以上の血清検体が分析され、検体全てからPFOA、PFHxS、PFOSが検出された。全体として、本研究で測定されたPFAS濃度は、欧州及びカナダで実施された同様の研究で指摘された濃度と同等であった。
 PFASによる健康リスクを考慮すると、PFASの摂取を可能な限り減らすべきである。欧州食品安全機関(EFSA)の評価に基づき、また、欧州連合(EU)レベルで有効な食品及び飲料水中のPFASの最大値を定めたEUの先例に倣い、BLVは以下の新たな対応策を実施する予定である。
・食品
 2024年以降、特定の動物由来食品に対して、EUの法律に規定された最大濃度に則り、PFASの4種類の優先物質(PFOS(※パーフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(※パーフルオロオクタン酸)、PFNA(※パーフルオロノナン酸)、PFHxS(※パーフルオロヘキサンスルホン酸))とこれらの4種類のPFAS全体の合計に適用される最大濃度が導入される予定である。
・飲料水
 現在までに、飲料水及び一般利用可能な水浴・シャワー施設の水に関する連邦内務省(DFI)の条例は、3種類のPFASの最大値を規定している。すなわち、PFOS及びPFHxSについては0.3 μg/L、PFOAについては0.5 μg/Lである。EU飲料水指令におけるPFASに関する新しい要件により、BLVは本条例で適用されている上限値の再検討を行っている。これらはおそらく、選定された20種類のPFASの合計に対する最大値0.1 μg/Lに置き換えられ、EU域内での実施に従い、2026年以降スイスで適用される予定である。
(以下、概要報告書の要約から抜粋)
 スイスの健康に関する研究-パイロット段階の枠内で、ベルン州(※スイス中部にある州)とヴォー州(※スイス南西部の州)に居住する健康な成人789人(20歳~69歳)を対象に、HBMを実施し、参加者の血液と尿中で複数の物質を測定した。分析対象の物質は、公共の利益、健康との関連性、方法論的側面を中心とする様々な基準に基づいて選定された。これらの選定された物質は、金属(鉛、水銀)と他のいくつかの元素、PFAS、グリホサートである。
 HBMにより特定されたスイスの2州の住民のこれらの物質へのばく露量は、他の欧州諸国と同程度である。参加者の3.6%がPFOSについて定められた基準値を超える濃度でばく露されており、他の国々と同様、PFOSへのばく露は、健康に対する懸念事項であることが明らかになっている。PFOSはEUとスイスにおいて、一部の例外を除いて10年以上前から禁止の対象となっているが、耐久性に優れ、移動性が高いため、環境中と人体に依然として存在している。(以下、略)
 当該概要報告書「スイスの健康に関する研究のパイロット段階-ヒト・バイオモニタリングの結果」(フランス語、19ページ)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.bag.admin.ch/dam/bag/fr/dokumente/chem/chemikalien-alltag/pilotphase-der-schweizer-gesundheitsstudie.pdf.download.pdf/BAG-Kurzbericht-Analytik-SHeS-pilot-FR-V4.0.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/lebensmittel-und-ernaehrung/lebensmittelsicherheit/stoffe-im-fokus/kontaminanten/per-und-polyfluorierte-alkylverbindungen-pfas.html

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