食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06130580303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、Light Bio社のペチュニアに対し、規制ステータス評価(RSR)の回答書を発出
資料日付 2023年9月6日
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概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は9月6日、Light Bio社のペチュニアに対し、規制ステータス評価(Regulatory Status Review、RSR)の回答書を発出したことを公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、遺伝子工学を使用して改変されたペチュニアの植物体を審査した。Light Bio社は、ペチュニアの外観を変える(発光させる)ために改変した。APHISは、栽培されているペチュニアと比較して植物ペスト(植物病害生物等)リスクが高まっているかを判断するために、改変されたペチュニアを審査した。
 APHISは、この改変されたペチュニアが他の栽培されているペチュニアと比較して植物ペストリスクを高める可能性が低いことを確認した。その結果、これらの植物は連邦規則集第7巻340条に基づく規制の対象ではない。植物ペストリスクの観点から、これらの植物を米国において、安全に栽培及び育成することができる。
 連邦規則集第7巻340条の下で、開発者は、改変された植物が規制の対象ではないと考える場合、RSRの要求を提出することができる。APHISは、改変された植物を審査し、非規制植物と比較して、植物ペストリスクを高める可能性があるかどうかを検討する。APHISの評価で、当該植物が対照植物と比較して植物ペストリスクを高める可能性が低いことが判明した場合、APHISは当該植物が規制の対象ではないことを示す回答書を発出する。
 RSR関連情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/regulatory-processes/rsr-table/rsr-table
 9月6日付けで回答書発出に至った本件の概要情報は、以下のとおり。
RSR番号:22-161-01rsr
要求者:Light Bio社(米国)
植物名(学名):ペチュニア(Petunia x hybrida)
特性:(1)外観の改変(2)マーカー遺伝子(抗生物質耐性)
表現型:(1)緑色の自発光(autoluminescence)(2)カナマイシン耐性及びネオマイシン耐性
作用機序(MOA):
(1)ヒスピジン合成酵素、変異型ヒスピジン-3-ヒドロキシラーゼ、ルシフェラーゼ、カフェオイルピルビン酸ヒドロラーゼ、及びホスホパンテテイニルトランスフェラーゼの発現により、植物内より生物発光が生じる。
(2)ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ(NPTII)は、カナマイシン及びネオマイシンを含む特定の抗生物質に対する耐性を付与する。
 Light Bio社のRSR要求書(PDF 17ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-161-01rsr-review-submission.pdf
 APHISの回答書(2023年9月6日、PDF 2ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-161-01rsr-review-response.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/rsr-light-bio-petunia
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