食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06130020110 |
| タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、カナダ人におけるパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)「PFASのヒトバイオモニタリングの情報とカナダ健康対策調査の結果」を公表 |
| 資料日付 | 2023年8月23日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は8月23日、カナダ人におけるパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)「PFASのヒトバイオモニタリングの情報とカナダ健康対策調査(Canadian Health Measures Survey)の結果」を公表した。概要は以下のとおり。 背景 ・PFASとは? PFASは、フッ素化炭素鎖構造を持つ4,700種以上の関連有機化合物のグループである。それらは、化学的・熱的安定性が高く、水や油をはじく合成化学物質である。PFASは環境中に残留し、時間の経過とともに体内に蓄積する可能性がある。今回、カナダの人口集団で測定されたPFASは5種類(パーフルオロオクタン酸(PFOA)、パーフルオロノナン酸(PFNA)、パーフルオロデカン酸(PFDA)、パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS))である。 ・PFASはどこで見つかるのか? PFASは、界面活性剤、潤滑剤、撥水剤(汚れ、水、油脂)など、幅広い製品や工業プロセスで使用されている。また、泡消火剤、焦げ付きにくい調理器具、化粧品、食品包装材料、繊維製品(カーペット、家具、衣類など)など、さまざまな製品にも含まれている。 ・ヒトはどのようにPFASにばく露するのか? ヒトは、PFASで汚染された食品を食べたり、水を飲んだり、空気を吸ったり、粉塵を飲み込んだりするだけでなく、PFASで作られた製品、或いはPFASを含む素材で包装された製品を使用することによりPFASにばく露する。乳幼児や子供にとっては、消費者向け繊維製品との手から口への接触が、重要なばく露源となる可能性がある。 ・PFASはヒトの体内でどのように測定されるのか? 一部のPFASは体内によく吸収されるが、広範には代謝されない。PFASは通常、全血、血清や血漿などの血液中で測定される。PFOA やPFOSなどのPFASの血中濃度は、数年にわたる累積ばく露を反映する可能性がある。血液中にこれらの物質が存在するのは、PFOSやPFOAに代謝される可能性のある他のPFASへのばく露の結果である可能性もある。 ・PFASの健康への潜在的影響とは? 実験動物を用いた研究では、特定のPFASへのばく露が生殖、発育、内分泌、肝臓、腎臓や免疫学の影響に関連することが示されている。ヒトを対象とした研究により、PFOAとPFOSへのばく露が、肝臓や代謝、神経系、免疫系、新生児の出生体重に影響を及ぼす可能性があることが判明している。国際がん研究機関(IARC)は、PFOAを「ヒトに対して発がん性がある可能性がある(訳注 グループ2B)」に分類している。 ・政府はヒトに対するPFASばく露を減らすためにどのような対策を講じているのか? PFOA、PFOS、長鎖パーフルオロアルキルカルボン酸(PFNAやPFDAなど)、及びそれらの塩と前駆体は、1999年カナダ環境保護法(the Canadian Environmental Protection Act)の下で有毒物質として指定されている。Health Canadaは、飲料水に関する連邦・州・準州委員会と協力して、飲料水中のPFASに関する目標値案を作成し、飲料水中のPFASの合計について水処理に基づく値を提案した。この目標値は、PFOAとPFOSに関する既存のガイドラインと、飲料水中の他の9種類のPFAS(PFNAとPFHxSを含む)に関するスクリーニング値を補完するものである。2012年の特定有害物質禁止規制では、カナダにおけるPFOA、PFOS、長鎖パーフルオロアルキルカルボン酸、及びそれらの塩と前駆体を禁止している。カナダ政府は、PFASの分類に関する関連情報をまとめたPFAS報告書の草案と、それに付随するリスク管理範囲文書を発表した。カナダ政府は一部のPFASの監視を継続している。 結果 カナダ人集団:12歳または20~79歳のカナダ人集団におけるPFOA、PFNA、PFDA、PFHxS、PFOS濃度には、時間の経過とともに統計的に有意な減少傾向(P<0.001)が認められた。 2007~2009年から2018~2019年の間に、PFOA濃度は52%減少し、PFHxS濃度は64%減少し、PFOS濃度は67%減少した。2009-2011年から2018-2019年の間に、PFNA濃度は47%減少し、PFDA濃度は36%減少した。 年齢層別の比較:カナダの人口集団におけるPFAS濃度は、一般的に子供より成人の方が高かった。 男女の比較:カナダの人口集団におけるPFOA、PFHxS及びPFOSの濃度は、女性よりも男性の方が高かった。PFNAとPFDAの濃度は、男女で類似していた。 一般集団と先住民保護区内の集団の比較:PFOA、PFHxS及びPFOSの濃度は、一般集団の方が先住民保護区内の集団よりも高かった。PFNAとPFDAの濃度は、2つの集団で類似していた。 出産適齢期の女性と妊婦の比較:PFOA、PFHxS、PFOSの濃度は、カナダ全土の都市において、妊娠可能年齢の女性と妊娠初期の女性で類似していた。 カナダ人と米国人の比較:PFAS濃度は、カナダと米国の人口集団で類似していた。 本記事に関する詳細は以下のURLにて入手可能。 https://www.canada.ca/en/health-canada/services/environmental-workplace-health/reports-publications/environmental-contaminants/human-biomonitoring-resources/per-polyfluoroalkyl-substances-canadians.html |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
| 情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
| URL | https://www.canada.ca/en/health-canada/services/environmental-workplace-health/reports-publications/environmental-contaminants/human-biomonitoring-resources/per-polyfluoroalkyl-substances-canadians.html |
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