食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06121130295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)、国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)の2020/2021年活動報告書を公表
資料日付 2023年8月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)は、国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)の2020/2021年活動報告書を公表した(公表日:記載なし、確認日:8月24日)。概要は以下のとおり。
 INFOSAN活動報告書は2020/2021年においてINFOSANに関連した主要な事例、活動、情報製品の概観を提供するものである。INFOSANは、国際的な食品取引を通した汚染された食品及び食中毒の国際的な蔓延の防止を目指し、国内及び国際的な食品安全システムの強化に向け、世界各国当局との連携促進を目的としてFAO及びWHOによって設立された。2004年の発足以来、INFOSANは成長及び発展を続け、地域の食品安全ネットワーク及びイニシアティブとの機能的な連携を緻密かつ堅固に構築し、国際的な食品安全緊急対応におけるその効率性及び有効性については世界的に確固たる評判を得ている。
 2020/2021年の2年間、INFOSAN事務局はネットワーク発足以来最多の事例数である375件の国際的な食品安全事例に対応し、これは前期の2年間に対応した事例数(2018/2019年の2年間は162件)のほぼ2倍である。活動の増加は、食品安全リスクに対する意識の高まり、INFOSAN事務局が実施する能力強化活動、食品安全問題の報告の増加、FAO及びWHO加盟国とのウェビナー及びワークショップ、INFOSAN事務局の能力向上、並びに主要パートナーとの連携強化に起因すると考えられる。
 生物学的ハザードがINFOSAN事例数の最多を占め、その中で最も多かったのはサルモネラ属菌であった。 その他の事例には、未申告のアレルゲン、物理的ハザード、化学的ハザード、及び依然未特定のハザードがあった。最も関与の多かった食品カテゴリーは魚介類であり、次いで乳・乳製品、食肉・食肉製品、及びスナック菓子・デザートであった。375件のうちの多くは欧州地域の加盟国に関連したもので、アフリカ地域、米州地域、西太平洋地域、東地中海地域、東南アジア地域がそれに続いた。
 COVID-19パンデミックの間、INFOSAN事務局はCOVID-19及び食品安全に関する情報とその更新版を加盟国に伝達するにあたり、重要な役割を果たした。これは食品安全及びCOVID-19に関する質問の受付を開始したこと、並びにその後開催された、食品及びCOVID-19に関するFAO/WHOガイダンス文書を紹介するINFOSAN加盟国に向けの一連のウェビナーによって成し遂げられてきた。
 当該報告書は以下のURLから閲覧可能(PDF版、61ページ)
http://www.fao.org/3/cc7238en/cc7238en.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/documents/card/en/c/cc7238en
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