食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06121100314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、BfRのミール・スタディ(MEAL-Study)により、ドイツの食品安全水準の高さを確認したことを公表 |
| 資料日付 | 2023年8月17日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月17日、BfRのミール・スタディ(MEAL-Study)により、ドイツの食品安全水準の高さを確認したことを公表した。概要は以下のとおり。 ・BfRのミール・スタディ(MEAL-Study)の最終報告書の公表 BfRのミール・スタディ(MEAL-Study)には文字どおり全てが含まれている。MEALは「Mahlzeiten fur die Expositionsschatzung und Analytik von Lebensmitteln(食事のばく露評価及び食品分析）」を表している。2015年に始まったこの研究では、カビ毒、重金属、農薬、ミネラルを含む幅広い範囲の物質について、356の食品と料理が検査された。今回発表された最終報告書では、どのデータが特に重要であるか、食事に含まれる物質の量はどのように調査されるかといった、その舞台裏を垣間見ることが出来る。実践段階を終えたMEAL-Studyチームは、現在14万件を超える分析結果を作成し、その結果の公表に至っている。「我々の認識調査では、多くの人が自分の摂取する食品に関心を持っている。これまでのMEAL-Studyの結果は、それらが安全であることを裏付けている」と、BfR所長のAndreas Hensel博士は述べている。 MEAL-Studyは、ドイツで初めてのトータル・ダイエットスタディである。そのため、国民の料理メニューの90%以上が考慮されている。356の食品と料理がドイツ人により通常行われるのと同様に調理され、実験室で検査された。一方では、パンやジャガイモといった頻繁に摂取される食品も含まれ、一方では、滅多に食卓に上がらないが、ムール貝のように、望ましくない物質を多く含むことで知られる食品も考慮された。 最終報告書では、MEAL-Studyの調査結果の背後にあるものが詳細に説明されている。多くの人々が食品をどこで購入し、また実際にどのように調理しているかも包括的に調査された。そのために、買い物の場所、食品、最も頻繁に使用するレシピ本やウェブサイトに関するデータも収集された。予備調査では、レシピ本に載っていない情報、例えば、朝食のトーストの焼き具合や昼食のフライドポテトの揚げ具合等も調べた。 そのような経過を経て、MEAL-Studyで調査された物質に関する多くの分析結果が、科学文献や意見表明として発表された。 その一例がダイオキシン類の測定結果である。これは環境中に存在し、なかでも動物性脂肪に蓄積される望ましくない物質である。欧州連合(EU)により設定されたダイオキシン類の最大値は、どの食品サンプルも超えていなかった(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36185103/)。 さらに、MEAL-Studyでは、消費者が個々の食品からどれだけのヨウ素を摂取しているかを測定した。重要な微量元素であるヨウ素は、天然には食品中に少量しか含まれていない。調査の結果、多くの人にとってヨウ素の供給が不足していることが判明した。これにより、国民の健康に関する提言が導出される。詳細な情報は、2021年2月9日付けBfRの意見表明から入手できる(http://www.bfr.bund.de/cm/343/ruecklaeufige-jodzufuhr-in-der-bevoelkerung-modellszenarien-zur-verbesserung-der-jodaufnahme.pdf)。 これまでの研究結果は「Public Use File」として一般公開されている(http://www.bfr-meal-studie.de/de/public-use-file.html)。 本最終報告書(ドイツ語、PDF版99ページ)は下記のURLにて閲覧可能。 https://www.bfr.bund.de/cm/343/was-im-essen-steckt-abschlussbericht-bfr-meal-studie.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源（公的機関） | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源（報道） | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2023/14/bfr_meal_studie_bestaetigt_hohen_standard_der_lebensmittelsicherheit_in_deutschland-312272.html |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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