食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06120600464
タイトル オーストリア保健・食品安全局(AGES)、重点活動「食品と直接接触する色彩豊かに装飾された陶器、磁器又はホウロウ引き製品の金属透過性」に関する最終報告書を公表
資料日付 2023年8月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストリア保健・食品安全局(AGES)は8月11日、重点活動「食品と直接接触する色彩豊かに装飾された陶器、磁器又はホウロウ引き製品の金属透過性」に関する最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。
重点活動の目的は、特定の元素の法定最高レベルが遵守されているかを監視することであった。加えて、その他の毒性学的に関連する元素(アルミニウム、ヒ素、コバルト、クロム、リチウム、ニッケル)の溶出も検査・評価された。
 オーストリア全土から収集された58検体が検査され、11検体(複数の元素が検出された検体もある)が不適合となった。
 ・バリウム、アルミニウム、ヒ素、コバルト、リチウム、ニッケルが検出されたため、1検体(ホウロウ引き焼き皿)が健康に有害であると判定された。
 ・1検体で、亜鉛の最高レベルを超過した。
 ・9検体において、オーストリア陶磁器規制で義務付けられている適合宣言(Konformitats-erklarung)が不完全(4検体)又は全く存在していなかった(5検体)。
 背景
 現在有効なオーストリア陶磁器規制による鉛とカドミウムの最高レベルは、毒性学的観点から見て高すぎる。EUレベルで鉛とカドミウムの溶出が制限されているのは、陶磁器のみである。特に、非常に色彩豊かな装飾が施されたカップ、ボウル、皿の場合、現在の最高レベルを超えても健康に有害と評価される可能性がある。ヒ素、コバルト、ニッケルなどの他の重金属は、食品接触無機材料では法律で規制されていないが、毒性学的に関連する可能性もある。
 法的根拠
 オーストリア陶磁器規制 BGBl. No.893/1993
 欧州議会及び理事会規則 食品接触材料に関する規則 (EC) No.1935/2004 (トレーサビリティ)
 オーストリア食品安全及び消費者保護法 - LMSVG, BGBl. I No. 13/2006
 結果
 不適合率は、全体で19%であった。
 本報告書の詳細は、以下のURLから入手可能。
https://www.ages.at/download/sdl-eyJ0eXAiOiJKV1QiLCJhbGciOiJIUzI1NiJ9.eyJpYXQiOjE2MDk0NTkyMDAsImV4cCI6NDA3MDkwODgwMCwidXNlciI6MCwiZ3JvdXBzIjpbMCwtMV0sImZpbGUiOiJmaWxlYWRtaW5cL0FHRVNfMjAyMlwvMl9NRU5TQ0hcL1NjaHdlcnB1bmt0ZVwvTGViZW5zbWl0dGVsa29udHJvbGxlXC9HZWJyYXVjaHNnZWdlbnN0XHUwMGU0bmRlXC8yMDIzXC9BLTAwMS0yM19NZXRhbGxsXHUwMGU0c3NpZ2tlaXRfdm9uX2J1bnRfZGVrb3JpZXJ0ZW5fS2VyYW1pay1fX1BvcnplbGxhbi1fb2Rlcl9FbWFpbHdhcmVuX2ZcdTAwZmNyX2Rlbl9kaXJla3Rlbl9MZWJlbnNtaXR0ZWxrb250YWt0LnBkZiIsInBhZ2UiOjIyODN9.MFtHOSqAo9SUSYm1TmIZgau1H6ZX5MAQLmgB20-r67c/A-001-23_Metalll%C3%A4ssigkeit_von_bunt_dekorierten_Keramik-__Porzellan-_oder_Emailwaren_f%C3%BCr_den_direkten_Lebensmittelkontakt.pdf
地域 欧州
国・地方 オーストリア
情報源(公的機関) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
情報源(報道) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
URL https://www.ages.at/mensch/schwerpunkte/schwerpunktaktionen/detail/metalllaessigkeit-von-bunt-dekorierten-keramik-porzellan-oder-emailwaren-fuer-den-direkten-lebensmittelkontakt
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