食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06120570476 |
タイトル | オーストラリア農業・動物用医薬品局(APVMA)、特定のジメトエート製品について、登録及び表示の一時停止を提案したと発表 |
資料日付 | 2023年8月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア農業・動物用医薬品局(APVMA)は8月15日、特定のジメトエート製品について、登録及び表示の一時停止を提案したと発表した。概要は以下のとおり。 APVMAは、果皮を食さない果実のポストハーベスト浸漬処理(post-harvest dip)として使用されるジメトエート(dimethoate)を含有する化学製品の登録及び表示の一時停止を提案した。 APVMAは、ジメトエートとその主な分解産物であるオメトエート(omethoate)の残留農薬最大許容値 (最大残留基準値(MRL))が、アボカドとマンゴーで超過した旨の報告を受けた。APVMAが入手できた情報は、MRLの超過は、ポストハーベスト浸漬処理用として承認された使用説明書に従って、ジメトエートを使用したことによる可能性が高いことを示している。 APVMAは、検出された残留物量がヒトの健康に重大なリスクをもたらす可能性は低いと考えているが、予防措置としてこれらの特定のジメトエート製品の一時的な停止を提案した。 APVMAは、ジメトエートについての他の承認された全ての使用は安全であると確信している。 提案どおりにジメトエート製品が一時停止された場合、APVMAは12か月間有効の”みなし許可”での取扱説明を提供する。これらの取扱説明では、ジメトエートの継続使用は許可されるが、熱帯・亜熱帯果実へのポストハーベスト浸漬処理としてのジメトエートの使用は禁止される。 また、APVMAは、ポストハーベストの様々な熱帯及び亜熱帯果実-非食用果皮(作物群006)に対する浸漬噴霧(flood spray)としてのジメトエートの使用を除外するために、Horticulture Innovation Australia Ltdが保有する許可証87164に対して適切な処置をとることを提案している。ジメトエートの使用が許可されている果皮を食さない柑橘類への使用は、引き続き容認される。 ジメトエートの登録の管理者及びその他の関連するステークホルダーは、製品を一時停止すべきでない理由を証明する情報を提供するために、2週間の猶予が与えられている。一般の人々もこの一時停止案について意見を述べるよう求められている。意見は、一時停止案の理由に関連したものでなければならず、2023年8月29日までにAPVMAに提出する必要がある。 ジメトエートを含有する登録済みの化学製品は、承認された表示の使用説明書に従って、意見募集期間に引き続き使用可能である。 APVMAは、最終決定を下す前に全ての提出物を検討する。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
情報源(報道) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
URL | https://apvma.gov.au/node/116756 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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