食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06120480149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、飲用水用に取水された水中の残留有効成分又は代謝物への水処理工程の影響に関するガイダンス文書を公表
資料日付 2023年8月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月28日、飲用水用に取水された水中の残留有効成分又は代謝物への水処理工程の影響に関するガイダンス文書(2023年7月14日承認、108ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8194)を公表した。概要は以下のとおり。
 本ガイダンス文書は、リスク評価者用に段階的な枠組みを提供し、リスク管理者が植物保護製剤(PPP)及び殺生物剤中の化合物である有効成分(AS)の承認、及び製剤の認可に関し意思決定することを支援する。
 本ガイダンス文書に紹介された方法に基づき、飲用水の生産用に取水された地表水及び(又は)地下水中の残留有効成分又はその代謝物への水処理工程の影響、すなわち変換生成物(TP)の生成に関し結論を導出することが可能である。本ガイダンスは、飲用水の生産用に水処理を行う間に生成される有害化合物へのばく露に由来する実際の公衆衛生懸念の特定を可能にし、欧州連合(EU)において一般的に使用される水処理法に焦点を置く。
 この段階的な枠組みは、残留植物保護製剤や残留殺生物剤が取水場所の水中に存在する可能性があるかどうかを評価する。水処理中に有害TPが生成する可能性があるかどうかを評価し、もし生成する場合、水処理により生成するこれらのTP(tTP)や環境TP(eTP)を含むその他の残留物へのばく露の、飲用水を介したTPの摂取によるヒトの健康及び動物の衛生への影響を評価する方法(試験法を含む)が説明されている。可能な限り脊椎動物を使用する試験を避けつつ、必要とされる試験又は情報の種類が紹介されている。この枠組みは、追加試験の必要性を可能な限り避けるために、エビデンスの重み付けと、実施可能な代替法(新たな手法)の使用とを統合する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8194
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