食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06120080294
タイトル 世界保健機関(WHO)、「鉛へのばく露:重要な公衆衛生懸念(第3版)」を公表
資料日付 2023年8月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は8月16日、「鉛へのばく露:重要な公衆衛生懸念(第3版)」(7ページ)を公表した。食品安全に関する項の概要は以下のとおり。
1.鉛へのばく露源
・食品及び喫煙
 非喫煙者の一般集団に関し、鉛の日々の摂取への最大の寄与は、食品、土、粉塵由来である。食品の鉛汚染は、環境、食品加工及び包装由来である。産業排出物及び有鉛燃料由来の大気汚染から、鉛は食品作物を含む植物により吸収・蓄積される可能性がある。また、土壌から作物の組織へ移行する場合もある。水もまた、食品の鉛汚染の原因になり得る。鉛ではんだ付けされた食品や飲料用の缶(現在は減少している)、食品保存又は調理用の鉛の釉薬を使った陶器、及び鉛含有インクで印刷された包装材料は、関係する食品及び飲料の鉛含有量を大幅に増加させる。酸性の食品及び飲料は、接触材料から鉛を特に溶出させやすい。いくつかの食品(例えば香料)には意図的に鉛が混ぜられたり、加工中に汚染される可能性がある。
 植物のタバコは環境源から鉛を取り込む。それゆえに喫煙は鉛の摂取を増加させる。
・飲用水
 水道水中に存在する鉛は、天然の汚染源から溶出した結果であることはほとんどなく、その要因は主に、鉛管、はんだ及び付属品を含む家庭の配管システムによるものである。ポリ塩化ビニール(PVC)管も水に溶出する可能性がある鉛化合物を含んでいる。化合物が配管材料から水に溶出する量は気温、pH及び水の滞留時間等、いくつかの要因に依存する。長時間にわたり(一晩等)鉛を含有する配管材料に接触していた水は濃度が一層高く、鉛の濃度は、水の使用により一日を通して変わる可能性がある。
2. WHOの鉛ガイドライン
・耐容摂取基準値
 2010年に実施された直近の科学的エビデンスのレビューにおいて、国連食糧農業機関(FAO)/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、以前設定された25 μg/kg体重/週の暫定耐容週間摂取量(PTWI)はもはや健康保護的ではないとして撤回した。JECFAで実施した用量反応分析では、鉛の重要な有害影響に対する閾値を示さなかったため、JECFAは、健康保護的な新たなPTWIを設定することは可能ではないと結論した。JECFAが実施した用量反応分析は、様々な集団における特定されたレベルの食事性鉛ばく露に関係した影響の大きさを特定するためのガイダンスとして用いられる必要がある。
・飲用水
 暫定的なガイドライン値は10 μg/L未満である。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/publications/i/item/9789240078130

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