食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06111040149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全鳥類、仔豚(哺乳期及び離乳期)、及び成長期のマイナー種の豚種に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CGMCC 7.371株が生産するエンド-β-1,4-キシラナーゼ(VTR-キシラナーゼ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年8月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月2日、全鳥類、仔豚(哺乳期及び離乳期)、及び成長期のマイナー種の豚種に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CGMCC 7.371株が生産するエンド-β-1,4-キシラナーゼ(VTR-キシラナーゼ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(7月4日採択、PDF版15ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8150)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、全鳥類、仔豚(哺乳期及び離乳期)、及び成長期のマイナー種の豚種に使用する畜産添加物としてのエンド-β-1,4-キシラナーゼ(VTR-キシラナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 VTR-キシラナーゼは粉末及び液体の形態で入手可能で、遺伝子組換えKomagataella phaffii(CGMCC 7.371株)によって生産される。産生株の遺伝子組換えは安全性の懸念を提起しない。産生菌株の生細胞及びそのDNAは、最終製品からは検出されなかった。当該添加剤は、産生菌株に関して安全性の懸念はない。Komagataella phaffii CGMCC 7.371株が生産するVTR-キシラナーゼ(粉末/液体)は、提案された使用条件において、全鳥類、仔豚及び成長期のマイナー種の豚種に対して安全である。提案された使用条件下で、当該添加物の両形態を動物栄養に使用することは、消費者や環境に対する安全性の懸念を提起しない。当該添加剤は、全ての採卵用鳥類及び全てのイノシシ科由来の仔豚(哺乳期及び離乳期)に 2,000 U(※訳注)/kg飼料で、その他の全鳥類/カテゴリーに 1,000 U/kg飼料で有効である可能性がある。
(※訳注)キシラナーゼ活性の1単位(U)は、40℃、pH6.5で、アラビノキシランから1分間に1μmolの還元糖当量を遊離させるのに必要な酵素量。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8150
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