食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06111030149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Illicium verum Hook.f.(トウシキミ)の果実由来の精油(スターアニスオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年7月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月31日、全動物種に使用する飼料添加物(Illicium verum Hook.f.(トウシキミ)の果実由来の精油(スターアニスオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(7月5日採択、PDF版28 ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8182)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、Illicium verum Hook.f.(トウシキミ)の果実(植物の葉を含まない、又は含む)由来のスターアニスオイルを、全動物種の飼料及び飲用水に官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、長命の動物及び繁殖用動物について、採卵用鶏及びウサギに0.6 mg/kg、雌豚及び乳用牛に1.0 mg/kg、羊/山羊、馬、猫に1.6 mg/kg、犬に1.9 mg/kg、観賞用魚類に6.5 mg/kgで、完全飼料中の最大濃度として当該添加物を使用した場合、懸念が低いと考えた。同パネルは、短命の動物について、子牛に83.3 mg/kg、羊/山羊、肥育用牛、食肉生産用馬に73.3 mg/kg、サケ科魚類に83.8 mg/kg、肥育用七面鳥に24.8 mg/kg、肥育用鶏に18.5 mg/kg、子豚に33.3 mg/kg、肥育用豚に40 mg/kg、食肉生産用ウサギに29.3 mg/kg で当該添加物を使用した場合、安全性に懸念はないと考えた。その他の動物種については、当該添加物は0.6 mg/kg で懸念は低いと考えられた。動物用飼料へのスターアニスオイルの使用は、消費者及び環境に対して懸念がないと考えられる。I.verumの果実及びその製剤は食品を風味付けするものとして認識されており、飼料における機能は食品における機能は同じであることから、当該添加物の有効性に関するさらなる実証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8182
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