食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06111010149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(ユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)由来の精油(ユーカリオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年7月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月28日、全動物種に使用する飼料添加物(ユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)由来の精油(ユーカリオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(7月4日採択、PDF版43ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8178)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、ユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)の葉及び小枝由来の精油(ユーカリオイル)を、全ての動物種の飼料及び飲用水に官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、ユーカリオイルの使用は完全飼料中の濃度として、肥育用鶏に12 mg/kg、採卵用鶏に18 mg/kg、肥育用七面鳥に16 mg/kg、子豚に22 mg/kg、肥育用豚に26 mg/kg、雌豚に32 mg/kg、子牛(代代替乳)に55 mg/kg、 肥育用牛、羊、山羊、馬に48 mg/kg、乳用牛に31 mg/kg、ウサギに19 mg/kg、サケ科魚類に55 mg/kg、犬に58 mg/kg、猫に10 mg/kg、観賞用魚類に75 mg/kgで安全であると結論した。その他の動物種については、当該添加物は10 mg/kg完全飼料で安全であると考えられた。ユーカリオイルを飼料中の最大安全量まで使用しても、消費者に対する懸念は提起されない。ユーカリオイルの飼料への使用は、環境に対するリスクはないと考えられる。E. globulus及びその製剤は食品を風味付けするものと認識されており、飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであることから、当該添加物の有効性に関するさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8178
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